「少年野球のコーチをやる前に、まずグラウンドでタバコを吸う自分を変えなさい」的な話

こんにちは、ひでゆきです。

 

いつも有難う御座います。
おかげさまで連続投稿も45日目になりました。

ここ数日、世話好きをやめる、という投稿を続けています。

 

それは、世話好きの人は一見良い人に見えますが、
潜在意識(本人の気づいていない無意識の領域)では、

「自分の夢を人に叶えてもらいたい。」
と思っています。

で、人は自分がしてほしいことを人にしてほしい、
という性質があるので、

「相手の夢を自分が叶えてあげようとする」行動をとる。

 

のが世話好きにの人の特徴でした。

 

それは、表面的にはもちろん素晴らしいことだと思うのですが、
長い目で見ると、

・相手の課題を奪ってしまう
・自分自身の課題から目を背けてしまう

というリスクがあると僕は思っています。

 

それは、相手に無関心になるということではなく、
信じて見守る事が大切という事と感じます。

 

よく、プロ野球の名コーチと言われる方や、
各業界で人を育てるのが秀でている方の話を聞いていると
共通して話している言葉があります。

それは、

「選手に考えさせる。こっちからは手を出さない。いかに教えないかが大事。」

と。

 

また、メジャーリーグのコーチが最初に選手に聞くことの1つに、
「あなたの良いところと悪いところをまず教えてくれ」

と選手に問いかけるようです。

 

つまり、

いきなり全部教えるのではなく、

まず相手のことを理解してから
相手の成長に必要だと感じたことを伝えていく。

また、その伝え方も、

1から10まで教科書のように伝えるのではなく、

選手が自主的に考えるように問いを投げかけるように伝えていく。

 

そうやって、
選手自身が自分を自分で成長していくように
流れを作っていくのが

名コーチと呼ばれる人に共通する考え方なのかなと。

 

世話好きの人はこれと逆のことをしていて、
問いを与えるのではなく、
いきなり答えを与えてしまうんですね。

一見そんも方がすごく優しく良い人に見えがちですが、
相手自身が自分で考える能力は育たないため
自立の機会を奪ってしまう。

 

なので世話好きをやめて、
相手を信頼する事が大切なのかなと思います。

 

信じて見守る。
相手が考えたにもわからず、答えを求めてきたらきちんと伝える。

そうやって、

相手を信頼して見守る事で
考えるきっかけを作り、最後に答えを渡す。

それが大切なのかなと。

 

そして、相手を信頼できるようになるには、
自分自身への執着を外していく事が大切なのかなと感じます。

 

自分への執着を外すというのは、
自分の感情に流されないようにするという事です。

 

以前、元巨人軍の桑田真澄さんが、
少年野球のコーチの現状を見てこんなことを話していました。

「少年達を怒鳴って指導する前に、
グラウンドでタバコを吸うのを我慢できない大人が最初に変わりなさい。」

と。

 

つまり、

相手に色々いう前に
まず自分で自分を教育して
自分で自分を成長させていく方が先。

それができて初めて子供達にも教える事ができるのではないか。

という事だと思います。

 

子供の頃よく友達同士でふざけて言ってた、
「お前人のこと言えないじゃん」
的なことだと思うんですね。

 

人の前にまず自分。

 

自分で自分を育てられるようになって初めて
人に教えられるようになる。

 

そのために、

自分で自分を成長させるために、

まず自分に対しての執着を手放していく。

 

自分に対しての執着というのは、

 

・ご飯は腹8分目まで
とか、

・朝はちゃんと起きる

・苦手なことに向き合う

・やるべきことをちゃんとやる

・自分が正しいをやめて相手が正しいを受け入れてみる

・相手の話を聞く

・相手を理解しようとする

・自分の甘えに気づき律していく

 

などです。

 

つまり、自分への執着というのは、
「自分がやめた方が良いと感じてることをきちんとやめること」
「自分がやった方が良いと思うことをやってみるということ」
です。

一言で言うと、

「変化が必要と感じた時にすぐ変化すること」

です。

 

例えば、今こうしてコロナの影響で自粛期間が続いていますが、

当然周りの環境はかなり変化しています。

 

外出する機会が減り、
家の中で過ごす事が増えました。

電車に乗る機会も減り、
スーパーに行くのもかなり警戒せざるを得ない状況が続きます。

マスクをしないで外を歩こうものなら
変な目で見られることもあるし、

コロナ自体の怖さよりも
周りの目や情報に怖さを感じることも出てきます。

 

自分の好みに関わらず周りは変化しています。

 

その周りが変化している中で、

自分自身もどんどんこだわりを捨てて変化に対応していく。

 

家の中で過ごす機会が増えてきてるからこそ

・体調管理のために家で筋トレを始めてみたり
・家の中で完結できる仕事を始めてみたり
・こう言う環境の中でも大切にしたい人と関係を深めたり
・外で運動しにくいからこそ食事をコントロールしてみたり
・TVやネットニュースだけでなく一次情報に積極的に触れてみたり

自分の価値観を変えて
行動を変えていく必要があると思うんですね。

 

そうやって、

今まで自分が正しいと思っていたことでも
今の環境と合わせて

今までと違うことを取り入れてみたり
今までと違う行動をしてみる。

 

それが自分自身への執着を手放すことになるのかなと。

 

 

世話好きをやめて人を信頼すると言うことは、

言い換えると

 

自分が正しいをやめて
相手が正しいを受け入れる

と言うことでもあるわけです。

 

相手を見た時に、

「もっとこうした方が良いのに」
「なんでそんなことしてるの」
「ああもう、じれったい」
「なんでそんなこともわかないの」

という感情が出てきた時に、

 

思ったことをそのまま伝えるのではなく、

「なぜ相手はそう言う行動や考え方をしてしまうのだろう?」

と一呼吸置いて考えることだと思うんですね。

 

なので当然相手の立場に立つ必要があり
もどかしさも出てきます。

 

なので、普通はそんな疲れることはやりたくない。

だから自分の意見を押し付けた方が楽なのです。

自分が正しいと確信もあるわけで。

 

ただ、大切なのは、

「相手が自分で自分を教育できるようになること」

なので、

答えをただ提示するのは対処療法に過ぎず、

それだけだとその場は良くても成長は望めない。

 

なので、

信頼するのは意外と見守る側も根気強さと懐の深さが必要になってきます。

 

だからこそ、

世話好きをやめて人を信頼すると言うことは、

相手が正しいを受け入れるために
自分が正しいと言う執着を手放す必要があるのです。

 

だからこそ、

自分の執着を手放すために、

自分が正しいをやめる。

 

そうやって、

自分の中の常識を書き換え続けていくことが

自分を成長させることにつながる。

 

自分で自分を成長させ、

いろんな意見を受け入れられるようになるからこそ、

相手の意見を信じることができるようになり

世話好きをやめて相手を信頼できるようになる。

 

のかなと思います。

 

自分の執着を自分から手放していくことが

自分の成長と相手への信頼と貢献に繋がる

 

と言う話でした。

 

ではでは。
今日もありがとうございました。

 

PS.

今日の気づき

================
自分への執着を手放す。
自分が正しいをやめて相手が正しいを受け入れる。
それが成長と貢献に繋がる
================

 

ではでは。
ありがとうございました。

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