こんにちは、ひでゆきです。
暑い夏の日。
父と神宮球場で野球観戦をした小学生の僕は、帰り道に
「楽しかったー!また来ようね!」
なんて父に言ってはしゃいでいました。
父も嬉しかったみたいで
「父ちゃん仕事頑張って早く終わらすからなー!」
なんて言って楽しく家に帰りました。
こういう感じで、
【子供の時の自分が親に対して貢献できた思い出】
は、
「自分は周りの役に立てるんだ」
というセルフイメージを形成します。
子供にとっての親というのは
ある意味社会そのものです。
生まれた時は家族以外の人間関係を知らないからです。
子供にとっての家族との関係性が
大人になるとそのまま社会との関係性になります。
家族に愛されたと思っている人は
社会に出ても愛されて、
家族を嫌っている人は
社会に出ても人を嫌います。
これは相似形の概念を使って紐解けるのですが、
父との関係性が上下関係を表し
母との関係が横の関係を表しています。
で、いろんな人と話をさせて頂いてわかったことがあるのですが、
家族に愛された人ほど
「自分から家族を積極的に喜ばせていた」
のです。
それは買い物に一緒に行ったり
肩叩きをして喜んでもらったり
友達と遊んだ事をご飯の時に話して笑いあったり。
家族に積極的に貢献していたから
家族もその行いに喜んでくれて
結果的に愛されてたと感じていたのです。
「楽しかったし、ほんわかする事も多かった」
そういう方がほとんどでした。
また、人は基本的に忘れる生き物です。
ただ、感覚というのは覚えています。
子供の頃に
親を喜ばせていた人は
「貢献する感覚」
が身についています。
貢献する感覚があると
最後暖かい余韻が残ります。
あ〜いい事したなぁ。
そんな感じの暖かい余韻が残ります。
ちなみに、幸せの条件というのは
「明るく、軽く、温かい状態」
のことです。
なので、
家族に貢献しているイメージをすればするほど
誰かを喜ばせているイメージをするべするほど
いいことをしたなぁ〜
という胸の奥がじんわりと温まります。
今回こういう話をしたのも
「与えるって何?」
「人の役に立つって何?」
という質問を頂いたからです。
そのかたは、
「人のために色々してあげたいけど
実際どうして良いかわからない。」
とのこと。
Aさんが喜んでくれたことも
Bさんが喜ぶとは限りません。
なので、
「一体どうしたら良いんだろう?」
という相談でした。
正直、方法は無数にあります。
相手によって変わるからです。
ただ、先ほどの例のように
「貢献できた後は温かい余韻が残るからそれを基準にしてみてね」
と伝えました。
すると、
「温かい余韻ってどんな感じ?」と。
なので、
温かさを1人で感じられる方法として
「子供の頃の自分が家族の役に立って喜ばしてるイメージをする」
という事をお伝えしました。
イメージに臨場感を感じるためには
ある程度の反復も必要なのですが、
割とすぐイメージできたようで
「父ちゃんが笑顔だぁ〜」
なんて温かさをじんわり感じていました。
その温かさを基準に
相手の人を見ながら行動してみたら良いよ
と伝えると
嬉しそうに早速行動したみたいです。
よく自己啓発書やビジネス書で
「与えるのが大切」
という言葉を目にします。
確かにその通りだと思います。
ただ、いざ「与える」を実践しようとしても
「本当に与えられてるのかな?」
と思うこともしばしば。
なので、
与えてるかどうかを見極める基準として
【終わった後の余韻が温かいか】
を基準にするのはおすすめです。
お互い与え合える関係は本当に素敵だなと感じるこの頃です。
今日もありがとうございました。
PS.今日の気づき
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修正するなら枝葉ではなく原点から
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ではでは。
今日もありがとうございました。
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