こんにちは、ひでゆきです。
先日草野球をした後に
チームのみんなでご飯に行ってきました。
午前中から4時間も動いたため
「もうクタクタ〜」
「腹減った〜」
なんて喋りながら野球の後にご飯屋へ向かっていました。
で、いざお店について、
それぞれ食べるものを注文したんです。
そのお店はよくある中華屋さんで
「俺チャーハン定食!」
「酢豚定食!」
と、それぞれ食べたいものを頼みました。
で、注文したものが届いて食べていると、
最初は「今日の野球楽しかったねー!」とか、
「あそこでちゃんと捕ってれば・・」とか、
その日の野球の感想を喋っていました。
そんな感じで1時間も食べながら話していると、
会話のネタも尽きてきます。
特に男だらけのテーブルだったので
自然と会話も単語だけに。。。
で、その中で、不思議なことがありました。
僕は基本的に聞き役に徹しているので
そんな単語だけの会話でも
笑いながらみんなの話を聞いていたんですね。
適当にイジったりとか、
相槌うったりとか。
すると20代前半のチームメイトが
「すいませんひでゆきさん、ちょっと話聞いてもらっていいすか?」
と言ってきたんです。
「いいよー、どうしたの?」
なんて聞き役に徹していると、
「自分夢があるんすけど、どうしたら良いかわからなくて。。。」
と、急に本気の話になったんです。
ちょうど席も隣だったので
他の人に聞こえるでもなく
色々思い悩むことを聞いていました。
相談の内容はプライバシーの関係もあって
あまり詳しく載せられないのですが
要約すると
「将来自分のお店を出したくて料理の技術は自信があるけど、
経営とか実際何をしたら良いかよくわからない」
というもの。
つまりは情報不足と知識不足なのですが、
何をして良いかわからない状況の彼にとって
とてつもなく大きな悩みでもありました。
なのでそれについて思うことを伝えたり、
実際に経営されてる方を紹介したりしながら
なんとか良い方向に進めばいいなと色々話をして。
最終的に進む道が見えたみたいで
「よかったよかった」
となり一件落着。
で、そのやりとりの後にその彼からこうも言われたんですね。
「本音を真剣に聞いてくれる人がいて助かりました。」
と。
一瞬、ん?と思ったのですが、
彼曰く、
「こういう夢とか人生に関わることとか、
本当の意味で話をできる相手がほとんどいなくて、、、
なので今日は真剣に聞いてくれただけで心がすごく楽になりました。」
とのこと。
さらに、
「その上で色んな解決策や経験されてる人とも繋いだ頂きありがとうございます」
と言って頂きました。
今回の話を終えて僕は、
「真剣に相談できる相手がそもそもいなくて困っている。。。」
だからこそ、
「ただ話を聞くだけでも十分相手の役に立つんだな」
そんな学びを得ることができました。
今はインターネットも発達し、
SNSなど色んな人と繋がる機会が増えた反面
「本当の意味で信頼できる人を探している人も多い」
そんなことを感じました。
で、今回の経験から、
「真剣に話を聞く」
ただそれだけでも信頼を得ることはできるんだと学ばせて頂きました。
もし逆に、
自分の本音を話すことができなかったら、
彼はその思いをずっと抱え続けることになっていたので
理想と現実のギャップがどんどん広がっていき
心がどんどん沈んでいってしまったのでは、、、
と感じます。
本当の思い、本音を伝えられる相手がいる。
この安心感を話を聞くことに徹するだけで与えられるのであれば
これはすごく価値のあることなんだなと改めて感じました。
話を終えた後、
彼の顔にとてつもない元気がみなぎっていました。
一皮剥けたんだな〜なんて思いつつ、
自分にとっても良い経験をできた時間にもなりました。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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