こんにちは、ひでゆきです。
何かを成し遂げた人は皆心から人生に本気なんだな、
そんなことを今日はすごく感じた1日になりました。
僕は仕事柄ありがたいことに
色んな方の話を聞く機会が多いのですが、
その中で、
プロ野球選手の夢を叶えた方
経営者として事業の仕組みを確立している方
近所の毎日家の周りを掃除している方
自分以上に周りの人の夢を応援されている方
そういった夢を形にされた方や
誰に言われるでもなく毎日泥臭いことを真剣にされてる方、
方向性は違えど
共通しているのは「人生に本気で取り組んでいる」と日々感じています。
普通人は未来に向かっての行動がものすごく苦手。
なぜなら未来のことを想像できないから。
未来とは「いまだ来ず」のこと。
なので、
まだ現実に起きてないことを想像するのは非常に困難。
ただ、そういう方の話を聞かせて頂くと口を揃えて
「あのとき決断してよかった」
と言います。
そして未来に向かって
「えいや!」
と飛び込んだ後、最終的には、
「挑戦してよかった」
「運が良かった」
「周りのおかげでなんとかなりました」
という言葉を皆口にしています。
僕はよく話を聞かせて頂いてる方の1人に
空手道場を経営されている方がいます。
その方の凄いところは
ただの空手道場ではないというところ。
普通そういった道場を経営するにあたり
一番難しいとされているのが「集客」です。
お客さんが来なくて困っている場合がほとんど。
ただその方の道場は逆で、
「教えてください!」
という方がどんどん来られているそう。
「あなたから空手を学びたい」
その経営者の方は実は一度道場を締めないといけない時期があったそう。
それは、その方の都合ではなく、
道場を貸しているオーナーが撤退してくれと言ってきたそうで。
そうなるといくら「このまま続けさせてください」と言っても後の祭り。
道場をたたむ決断をしたそうです。
「この先どうしようかな」
そんなことを考えている矢先に
今まで空手を教えていた生徒たちや生徒の父兄の方から
「本当に素敵な教えだったので、
私たちが他で場所(道場)を探しますので
なんとか続けてはいただけないでしょうか?」
と話を頂いたそう。
彼は、その話を聞いたときに、
「ぜひよろしくお願いいたします」
と生徒とその父兄さんたちに感謝の意を込めて
「ありがとうございます」
と伝えました。
それ以来、
今でもずっと大人気の空手道場を経営され続けています。
その話を聞かせて頂いた時に、彼は
「みんなのおかげで空手道場を続けられてるんだよね」
「本当運が良かった」
と言っていました。
僕はこの話を聞いたときに、
「誰かのために真剣になれる人、
自分の信念に従って人生に取り組んでいる人、
そういう人が人として一番輝いているんだな」
そう感じました。
「運が良かったおかげ」
一言で言えばとても簡単な言葉に聞こえます。
「なんだ結局ラッキーかよ」
みたいなどこかで頑張ること、向き合うこととは無縁の言葉にも聞こえます。
以前の自分が特にそう思っていました。
ただ、それは僕が間違っていました。
運が良いと言えるということは、
運が良くなるだけの取り組みを普段からしてきたということです。
自分にできることを最後まで最後まで徹底してやり続けて、
自分のやれることは全部やったな。
あとはなるように任せよう。
そこまでやったからこそ
「運が良かった」
と言えるんだなと。
空手道場を経営されているかたの場合、
普段から生徒たちがどうしたら
「実社会でリーダーとして活躍できるか」
「空手を通じて生きる知恵を身につけられるか」
「周りの幸せを考えられる人へと成長できるか」
そんな事を考え続けられているそうです。
そしてその考えから閃いた知恵を
空手を通じて教えているのだそう。
ただ、それを普段から取り組んでいた矢先の 、
撤退をしなければならないという強制的な出来事、
場所を貸しているオーナーからの申し出。
「頑張ってきたけどもう辞めどきなのかな・・・」
一瞬空手道場をやめないといけないかと腹を括ったものの、
まさかの、お金を払っている生徒さんから
場所代のお金も払いますから!続けてください!というお願い。
「結局僕は周りの人たちのおかげで道場を開かせて頂いていたんだ」
その時そう深く気付かされたそうです。
先のことは見えなくなっても
お先真っ暗になりかけても
普段から人生に本気で取り組んでいるからこそ
みんなの為に未来への決断を下せるし、
周りが力を貸してくれて
想像以上の未来が開けていく。
そんな事を学びました。。
人生に本気で取り組む。
まだまだ僕は甘かった。
もっと真剣に生きようと思えた経験でした。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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