こんにちは、ひでゆきです。
僕はあまり映画は見ないのですが、
三谷幸喜監督の作品に最近はまっています。
「記憶にございません!」
「THE 有頂天ホテル」
「ザ・マジックアワー」
「ステキな金縛り」
この4作品をここ1ヶ月で観ました。
(本当に好きな人からしたらたったそれだけ、、、ってなると思いますがご了承ください。)
僕は基本的に映画を見ると疲れちゃうんです苦笑
が、三谷監督の作品は見終わった後にすごく気持ちが軽くなり
むしろ見終わった後の方が元気になります。
なので映画の概念がどんどん変わってきています。
どの場面も常に笑いの要素が入っていて、
特に、
重たい場面、
深刻な場面、
感情的になる場面、
映画内でそういう場面になった時も
必ず後ろの方で「くすっ」と笑ってしまう描写が入っています。
あるいは、
重たい場面ほどあっさりシーンが終わり次に進むので、
心を軽く保ちながら見続けられます。
めっちゃ楽しい!!笑
ずっと笑ってられます。
で、タイトルにある「THE 有頂天ホテル」。
この映画は、
ホテルの中で色んなドラマが同時並行で進み、
最後一つにまとまり幸せに包まれながら終わるって映画です。
(個人の感想です。)
・Man of the yearの授賞式
・政治家の話
・歌手を目指し上京したアルバイトのホテルマンの話
・明日に舞台を控えた大物歌手の話
・カウントダウンパーティのために来ていた歌手と芸人の話
・社内恋愛、ホテルマンとお掃除の方の話
・おやじと愛人の話
・総支配人の話
・部長の話
などなどです。
それぞれの話に共通しているテーマが
「人の目は気にせず自分の歩みたい道を進もうよ」
です。
そのテーマを色んな話を通じて
いろんな角度から描かれていたように思います。
香取さん演じるホテルマンの話では、
長年夢を叶えたかった歌手を諦めて実家の家業を継ごうと決めたが、
「諦めるのはもったいない、皆応援しているよ」
という言葉から再度夢を叶える事を決意します。
YOUさん演じるカウントダウンのパーティで歌うために来ていた歌手の方は、
プロデューサーに意見した事により歌う許可が出なかったのですが
それを押し切り最後にはみんなの前で歌い切りました。
社内恋愛の話においても、
ずっと男性が女性に相手にされなかったんですが、
「絶対結婚する」という決意から、
周りに協力してもらい最後には「はい」と返事を頂きます。
「周りの目は気にせずに本当にやりたい事をやっていいんだよ」
そんなメッセージをこの映画から受け取りました。
この時、
色んな話を通じて何度もそのメッセージを頂いた事で、
自分の中に腑に落とす事ができました。
1回言われただけだと右から左で受け取れなかったと思います。
何度も伝える事で伝わるんだなぁと感じています。
以前こんな話を聞いた事があります。
アメリカのチップの話です。
それは、
アメリカで、
「料理を食べに来た方からどうしたらより多くのチップを頂けるか」
という話です。
そこで働くスタッフの、
・Aさんはお客さんの来店された際にアメを1つサービスする
・Bさんはお客さんの来店された際にアメを2つサービスする
・Cさんはお客さんの来店時と帰り際に1つずつ、合計2つのアメをサービスする
その3人の中で、どのスタッフがより多くのチップを頂いたのかという実験です。
結論は、、、
Cさんの2回に分けて1つずつアメを渡すサービスが1番チップを多く頂けました。
人は量よりも回数の多さにより多くの価値を頂いたと受け取るんだと
その話から学んだ事を覚えています。
今回観た「THE 有頂天ホテル」。
何度も同じメッセージを繰り返し伝えて頂いた事で、
「ほんとにやりたい事を自分はできているだろうか。人の目を気にしていないだろうか」
そんな事を振り返るきっかけになりました。
そんな事は考えずただ楽しめばいいんだろうなと思いつつ、
凄く大切な事を学びました。
凄く感動した映画だったので、
ここに書かせて頂きます。
最後まで読んで頂き有難う御座います。
ではでは。
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