人生を変える衝撃との出会い

こんにちは、ひでゆきです。
いつも読んで頂き有難うございます。

野球を始めて間もない小学生の頃プロを目指すきっかけとなる出来事がありました。
身体がゆるむほどに脳は活性化し感動しやすくなります。
フィルターが取れ「ありのまま」の自分にどんどん近づくからなんですよね。

大人になった今からでも子供の頃のような感動をいくつも味わえたら
今以上に楽しい人生になると思うのでシェアしていきますね。

僕は16年間野球をしてきて、
本気でプロを目指してました。

いわゆる巨人とかヤクルトとかです。

目指すきっかけになった出来事は小学校4年生で
初めて東京ドームに試合を見に行った時の事。

当時の自分はまだ野球を始めて半年も経たない時期で、
お父さんに連れられてなんとなくな感じで行きました。

チケットは外野自由席。
今のドームは外野もすべて指定席になってたと思うから
かれこれ20年近くも前の時代。

そんなに前かぁ、、、としみじみ(笑)

当時の感想としては「盛り上がってるなぁ、、、」
ぐらいにしか思わなくて、
強いて言えばドームで売られているお弁当がユニークで面白いなぁって感じ。

その日は平日のナイター試合で、試合はまだまだ途中ですが、
子供は早く寝るよーって事で21時頃に帰ろうかってなりました。

外野席から出口に向かう途中で、
バックネット席から上って行った所(キャッチャーの後ろの方)を途中で通る必要があるんですよね。

その時たまたま偶然、
そのバックネット裏(いわゆる一番いい席)で見ていた老夫婦の方が帰宅のため
出口に向かってきてなんとなく自然と挨拶をしたんです。

そしたら、
老夫婦「もう帰るの?私たち帰るから良かったらチケット譲るから見ておいで」

って言ってもらえて
少しだけとお父さんに約束をして
ありがたいことにプロ野球のプレーを一番近くで見させてもらいました。

、、、ただただすごかった。
正直すごく感動したんです。
頭に稲妻がズドーーンと走ったかのような衝撃で、
今でも鮮明に当時の事を思い出せます。

投手の投げた球がシュ―――って空気を切り裂くあの音
捕手のミットにボールが収まる音
バットとボールが衝突した時の乾いた音

遠くの方で一致団結して盛り上がる応援団の方々
投手の動きに合わせて一斉に動く守備陣

一球一球ボールに合わせて聞こえる盛り上がりとため息の入り混じった音

今思えば何でもないセンターフライに、
「こんなにボールって高く遠くに飛ぶんだぁ」

とか

「ボールってあんなに早く投げられるんだぁ」

とかとか、、、

流れるような選手の動きに

美しいって思っちゃったんです。

皆が1つの事に集中して、
選手と観客のみんなが1つになっている空気感に
凄く衝撃受け、感動したのを覚えています。

思えばこのころの自分は
野球を始めたばかりで基本的にすべてが新鮮で
夢中で野球にのめりこんでいた時期でした。

太陽が沈むまでみんなでキャッチボールをしたり、
家に帰った後は漫画のドカベンを読み漁ったり。

1つの事に集中していたので
全身ゆるんでいた時期だったんですよね。

だからすごく生き生きしていたし、
だからこそ今思えば何でもない野球観戦が

当時はすごく感動したんですよね。

一般的に、、、

時を重ねて大人になればなるほど
知識や経験を通じて考え方の視点は自然と増えていきます。

成長するし人として成熟していきます。
知っている事がどんどん増えるからこそ
逆に新しい発見が少なくなる傾向になりやすい。

だからこそ「ゆるむ」ほどに
今までの考え方の視点を外して物事をありのままに見ることができるようになります。

表面的ではないより深い本質に気付きやすくなります。
言い方を変えると、

ゆるめばゆるむほど、

より高い視座で俯瞰して見えるようになるので、
抽象度の高い情報をキャッチしやすくなるんですね。

より深い本質に気付き、
「これしかない」が分かるから
感動、、、感情が動かされる。

自分の場合、野球は下手でしたが苦笑
その時の経験のお陰でひたすら野球にのめりこみました。

16年間でレギュラーになれたのは16年目だけでしたが、
その分多くの学びと経験をさせてもらいました。

やってもやってもうまくいかない、
どうしたら上手くなるかをずっと考える事が出来ました。

だからこそ野球の経験を通じて、

野球以外のどんな場面でも「ゆるむ」事がすごく大切なことにも気づけましたし、
続けて良かったなって心から思います。

感動すればするほどに、
生きる楽しみがどんどん増えていくと思っています。

周りとの比較ではなく、
自分が心から楽しいと思える事を軸に生きるために

心身ともにゆるむことに取り組んでみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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