日記 hideyuki01

自分が自分に与えた影響以上に相手に影響を与える事はできない

こんにちは、ひでゆきです。

 

ちょっと長くなりましたが、
タイトルの言葉。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自分が自分に与えた影響以上に相手に影響を与える事はできない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

この言葉

昔からすごい好きで、
「結局自分を成長させるしか方法はないんだな」

というのを心に刻んだ言葉です。

 

運やラッキーはあくまでもラッキーであるという事。

そこに期待せずに、
ミルフィーユの層のように一段一段積み重ねるしか
本当の意味で現実が変わる事はないんだなと悟った言葉。

 

 

自分で自分を成長させた分だけ
相手を成長させることができるよ。

 

という意味。

 

僕は整体を始める時すごく感じたのが、

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
自分で自分の体を整体できないのにお客さんに整体をしても良いのかな？
いや、良くないでしょ。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 

そう思っていました。

なんかいつやるの？今でしょ。
みたいな感じですね笑

 

やっぱり確信の持てない事は
人に自信を持って伝えられないです。

ましてや人の体を見させて頂くわけですから、
最低限筋肉を実際に緩める方法はできるようになってるのが前提であると思っています。

 

だからこそ、

僕は整体を始める前に、

『当時現役だった頃の自分が安心して任せられる整体師になる』

 

と決めてから整体の世界に入りました。

 

なので最優先に置いたのは、
知識を体現できる感覚を高める事。

自分の体を実験台にして
どうしたら体が楽になるのか？

現役の時の自分が自分から受けさせて下さい！と言いたくなるのか？

 

そんな事ばかり考えていました。

 

当時現役の時、
僕は不思議で不思議でしょうがありませんでした。

 

それは施術を受けた後の体の状態が
日によって違うという事。

めっちゃ楽になった〜！

って時もあれば、

 

なんか今日いまいちだな・・・

 

っていう日もある。

 

なんでこんなに効果にバラつきがあるんだろう。。。

 

現役の時は整体の知識などもないながら
ずっと不思議に感じていました。

自分も整体の先生も同じ。
でも日によって効果が違う。

 

何かあるんだろうなと感じていました。

 

なので、

整体師になると決めた時、
まずその日によって違う何か？を

解明しないと先に進めないし、
進んでしまったら必ずどこかでしっぺ返しがくるんじゃないかと
うっすら思っていました。

 

そんな中で、
当時正社員で整体のお店で働いていた頃。

僕は職場とは別に、

ブログを見て感化された方の整体講座に１年間通っていました。

 

当時の年収は２００万円ほど。
にも関わらず、

僕は１年間で５０万円の講座に通っていました。
しかも僕は東京在住で、講座は大阪。

 

月１回、
始発に乗り終電で帰り往復役約３万円。

往復費用と講座代でトータル８０万以上費やしました。

 

周りからは

勉強熱心は良いけどお金大丈夫なの？
とか、

いやいや大阪まで行くとかありえないでしょ。

 

とか、

まぁ色々言われました笑

 

でもこの人の教えを受けたら絶対変わる！

そう確信を持っていたので、
周りの気持ちは分かるけど俺は俺。

そんな感じで職場で１人浮きながらも変人でいいやって感覚でした。

 

 

で、いざその講座で教わると、

全く頭がついていきません。

 

理解不能なことが沢山起きました。

 

僕は整体のやり方を教わりに行ったはずが、
いざ先生に

「どうやるんですか？」

と聞くと、

 

「思うんだよ」

って返ってきます。

 

？？？

ってなり、すかさず、

 

「思うってどういうことですか？」

って聞くと、

 

「感じるんだよ」

って返ってきます。

 

もう訳がわかりません。

 

みんなに言われた通り、
お金無駄にしちゃったかな。。。

って思ったことも何度もあります。

 

でもその先生が自分の体に整体をちょこっとしてくれると、

体がめっちゃ軽くなるんです。

 

「あ。。。これ求めてた感覚だ。。。」

 

それは、

現役の時の自分が体が軽くなった時の感覚でした。

 

「この人は狙って体を軽くできる人なんだ」

その人が「施術は方法じゃないよ」っていうのなら
そうなのかもしれない。

 

そこから僕のスイッチは切り替わりました。

 

「思うんだよ」「感じるんだよ」

って言葉の本当の意味はなんなんだろう？

 

方法は目に見えるからすぐわかります。

肩を触るとき右手はこの向きで左手はこうで〜
みたいな。

 

ではなく先生が言っていたのは、
目に見えないものを大事にしているという事。

 

目に見えないものを扱えるようになれば、
実際に変化を起こせるのか！

 

そこからはとにかく
よく分からないけどひたすら自分の体で実験です。

 

触るときはどんな感覚なんだろう？
相手を感じるってどんな感じ？
相手を想う事ってどういう事？

 

今こうして言葉にしてても
なんて書いて良いか分からない

目に見えない感覚をひたすら追い求めました。

 

すると、、、、

全くわかりません笑

 

全然分からないんです。

 

どう思考錯誤しても全部同じで変化なし。

 

 

どうしよ・・・
と思っていた矢先、

あっ・・・

 

これだ・・・

 

その時は突然やってきました。

 

急に緩む感覚が分かったのです。

 

 

「これが体が緩む感覚かぁ。」

 

それは現役当時の自分の体が軽くなった感覚でもあり、
先生が何気なく触れた時に緩んだ感覚でした。

 

 

これは方法論じゃなく感覚論だな。

そりゃ「想うんだよ」「感じるんだよ」
しか言葉にできないわ笑

 

分かると分かるんですが、
分からない時って全然分からないんです。

しかもちょっとずつ良くなるというより、
ず〜〜っと真っ暗な中、急に電気が付いて明るくなる感じ。

 

突然来るんだ〜って感じでした。

 

 

そこからいつでも体を緩めるようになり、
お客さんにも不思議〜って体験をさせてあげることが出来るようになりました。

もちろん先生には遠く及ばないけど、

 

でも確実に体を緩められるのが分かったし、

そこから整体のお客さんも急激に伸びていきました。
しかも実際に痛みが取れるので、
諦めていた事でも今からでも変われるんだと希望を与えられるようになりました。

 

そこで思ったことは、

現役当時の自分だけでなく、
やっぱり皆んなちゃんと体が楽になる場所を潜在的には求めてるんだな。

 

ってことでした。

 

冒頭の言葉、

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
自分が自分に与えた影響以上に相手に影響を与えることはできない
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 

これは逆に言えば、

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
自分で自分を成長させられたなら、同じ事で困っている相手の役にどんどん立てるようになるよ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 

という事に置き換えることができます。

 

僕は体が緩ませられる感覚が分かるまでは、
当然相手の体を楽にさせる事はできませんでした。

 

でも自分の体を楽に出来るようになると、
相手の体も楽にしてあげられるようになりました。

慢性的な痛みが取れてスッキリして感動してもらえたり。
肩に翼が生えた！と言ってもらえたり。
ふくらはぎが無重力〜と言って頂けたり。

 

あの時きちんと整体の感覚に向き合えたおかげで、
昔の現役時代の自分にも

「安心して受けにおいで」

 

と言ってあげられます。

 

自分で自分を成長させていく。
結局ここなのかなと思っています。

 

今日もありがとうございました。

 

PS.

整体の感覚は誰にでも応用できるし、
うちで飼ってるマフィンにも応用できます。

ヨーキーのような体型だと、
腰や後ろ足の膝に負担がかかりやすいそうですが、

 

ちゃんと気持ちを込めて整体してあげると、
終わった後尻尾振りまくって

「散歩〜〜〜」って感じになります。
体が軽くなって元気な姿を見るのは整体してて本当に嬉しい瞬間です。

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