こんにちは、ひでゆきです。
一昨日、家で事務作業をしていました。
郵送する書類を作ったり、
パソコンに色々打ち込んだり、
書類ができた事を伝えたり、
そんな作業をしていました。
僕にとっての事務作業とは、
取り組むまでが遅くなってしまい、
でも取り組み始めたらすぐ終わらせられる、
そんな感覚です。
今回の事務作業も、
取り組み始めたらわずか数十分の作業で終わりました。
「なんだ、やればすぐ終わるじゃん」
とか思いながら、
作業を無事に終えて一息つきながら、
コーヒーを飲んでぼ〜〜っとしていました。
で、コーヒーを飲みながら
今回の事務作業をぼ〜〜っとしつつも
なぜ後回しにしていたのかを考えていました。
振り返ると、、、
作業自体は簡単でした。
ただ、、
締め切りギリギリだったので、
作業に取り組んでいる時は、
「早くやらないと・・・」汗汗
な感じで、
焦りつつ、
後悔しつつ、
とにかく終わらせよう、
って思考がぐるぐる頭の中を巡っていました。
早く早くと思いつつも、
ケアレスミスはしないように、
丁寧に急ぐ感じです。
こんな感じだったなと思った時に、
「なぜすぐ取り組まなかったのだろうか?」
「どうしたらすぐ取り組めるのか?」
という事が浮かんできました。
いやいや、すぐやるのは当たり前でしょ、って言葉が飛んできそうです笑
今思うと僕は、
夏休みの宿題も8月後半から一気に頑張るタイプなのでして、
それと同じ事が今回の事務作業にも現れていたなと
思った次第でした。
小さい頃の習慣は大人になっても変わっていないんだなと。
じゃあどうしたらすぐに取り組めるようになるのか考えました。
一般的によくビジネス書などで言われている事は、
「とにかくやるんだ!」
「つべこべ言わずに取りかかれ」
「まず最初の5秒だけやろう。そしたら自然とできちゃうよ」
みたいな事です。
これってつまり、
「ごり押ししよう」
って事です。
力と勢いに任せて思い切っていこい!
みたいな感じですね。
自然の流れに逆らってでも、
自分の意志を強く持とうって事です。
確かに、勢いで取り組むのは大事だよな。
とは思いつつ、
これだと長続きしないから短期的だよな。
って感じがあります。
(実際勢いで取り組む方が楽なので、それが出来たらいいよなとは思います。)
なので逆に、
そもそも誰に言われる事なく自然と取り組んじゃうものって
どうして自然と取り組んでいるんだろう?
って考えたんです。
自然と取り組んじゃうもの、
僕だったら、
食事、
運転、
読書、
Youtubeを見る事、
昼寝、
誰かと話す時は聞き役に回ること、
朝起きたらまず歯磨き、
などなど思いつきました。
(他にも色々)
そこに仕事が入ってないのがなんとも言えないですが笑
今挙げた自然と取り組んでる事達と、
ギリギリになって取り組んだ事務作業や夏休みの宿題、
それぞれがどう違うのかを見比べた時に閃いたのが、
「習慣化されている」
という事でした。
誰に言われなくとも毎日自然と気づいたらやっている感覚です。
じゃあなぜ習慣化されているのかというと、
「頭の中でそこに意識を向けているから」
だとわかりました。
人は自分が好きと思ったもの、興味があるもの、
必要性を感じているもの、
それらには自然と頭の中で思い出すような仕組みになっています。
なぜかというと、
ホメオスタシス(恒常性)というものがあるからです。
ホメオスタシスというのは、
常に自分の基準に戻ろうという作用のことです。
例えば、
熱が37度に上がったら、
平熱まで体温を下げようとます。
他には、
ホームシックもそうです。
普段両親、家族と一緒に過ごしているのが当たり前な人が、
いざ独り立ちしようとする時に
やっぱり戻りたい!って思ってしまうアレです。
つまり、
人には自分の意識できないところで、
自分の基準というものがすでに出来上がっています。
僕の場合、
子供の頃宿題を後回しにするという習慣があったから、
「めんどくさい事は後回し」
という心の基準が出来上がっていたために、
事務作業を今回後回しにしていました。
なので、頭の中で事務作業のことがよぎった瞬間、
「あーーそれは無し無し」
って無意識にシャットアウトしていたんです。
意識したくても出来ていなかったんです。
事務作業をすることに関心を持てず、意識できなかったから、
ギリギリになってやらなきゃってバタバタしてしまう。
むしろ、
ギリギリになってやろうという事自体が
習慣化されているという事を思うと、
「めんどくさい事は後回し」
という意識が習慣化されていたことになります。
めんどくさい事は後回しという事に意識が向いていたから、
ギリギリになってからじゃないと取り組もうとしなかったんですね。
ちょっとだけまとめると、
「関心があることには自然と取り組んでしまう」
「めんどくさい事は後回しという意識の習慣があったから事務作業が後回しになった」
って感じですね。
じゃあ、どうすれば改善するかを考えると、
「めんどくさい事を先にやっちゃう」って
意識を持てばいいんだと閃きました。
そして意識を持って習慣にする。
自分にとって「めんどくさい事を先にやる」のを当たり前のことにする。
今までそんな事にすら気づいてなかった自分が恥ずかしい笑
でも、
やるべき事をすぐやる事に意識を向けて、
そこに意識を向けるのが習慣化され、
そして意識を向けなくても自然とやるのが普通になれば良い。
そうすれば、
今回の事務作業ギリギリ事件も、
自分にとっては貴重な学びのある出来事に変わりました。
なのでまずは、
毎日毎日、事務作業ややるべき事を終わらせる事に意識を向けてみる。
ほんのちょっとでも、
たった5秒でも。
スマホの待ち受けに「事務作業」と文字を貼ってみようかな。
まずはちょっとずつ。
それがだんだん習慣として行動にも自然と現れるようにしてみます。
ちなみに、余談ですが、
人の脳はやったかやってないかだけを認識するそうです。
どれだけやったかよりも、
やったかどうかだけ認識するそうです。
つまり、
今日どれだけ大量に仕事をしても、
脳内カウントは1回仕事をしたとなるそうです。
逆に、
どんなに少量でも意識したことは、
脳内カウントはその都度増えていきます。
人は21日繰り返すと習慣化されて
その行動をエネルギーを使わずに起こせるようになります。
起電力0で起動できるようになります。
なので、
今日1日、たった5秒だけ事務作業をやると意識する。
それを21日繰り返す。
それを目標にしていきます。
(余談でした笑)
とは言っても、習慣化されるまで大変じゃない?
って思いましたが、
短期的には大変だとは思います。
やっぱり今までにない事に取り組むわけだし、
当たり前にできるまで時間もかかるだろうし・・・
でも、
1年後、5年後、10年後と、
長い目で見れば、
今のうちに習慣化しておくだけで
未来の自分はとてつもなく進化しているはず。
そう思いながら、
まずは、
「ただ意識を向ける事」
から始めてみようと思います。
事務作業から学んだ
「意識を向けて習慣化することの大切さ」
という話でした。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
PS:
食べ終わった後のお皿片付けなきゃ笑
(それも習慣にしていこう・・・)
ではでは。
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