こんにちは、ひでゆきです。
今日は、
『子供の頃の遊び方が大人になった自分の仕事の仕方に影響を与えている』
事について書いていきたいと思います。
僕はずっと子供の頃から、
「これさえ極めれば全部OK」
というものをひたすら突き詰めていました。
僕は子供の頃からゲームが好きでした。
(野球は16年間やりましたが、
それ以上に子供の頃はゲームが好きでした笑)
特にハマったゲームは、
・ポケモン赤緑
・スマブラ
・マリオカート
・ドラクエ
などです。
他にもゲームは沢山やっていましたが、
(たまごっちとか、デジモンとか)
印象に残っているゲームは上記の4つです。
僕のゲームのやり方は、
基本的に全部一緒です。
まずゲームを買うと同時に攻略本を買います。
そして家に帰ると
まず取り組むのが攻略本を見る事です。
なぜ攻略本から見るのかというと、
そのゲームの全体図を把握して、
その全体図の中で本当に大切な1つのことは何か?
これを見極めるためでした。
とはいえ、
子供の頃にそんな事は考えていません笑
あの頃はただ攻略本を見る事自体が好きで、
ただただ夢中になっていました。
どちらかというと攻略本がメインで、
ゲームは攻略本を体現するためのもの。
そんな風に捉えていたのかなと思います。
話を戻しますね。
ポケモンの場合、
僕が感じた事は、
「いかに1ターンで戦闘を終わらせられるか?」
ここに注目してひたすら突き詰めていました。
もちろんレベルに差があればどんな技でも一撃です。
ただ同じくらいのレベルの場合や、
相手の方のレベルが高いとそうはいきません。
なのでそのために、
・タイプ別の相性(ピカチュウはでんきタイプとか)
・技の威力と命中率
・タイプ別ごとの最強技
・その技をどうやって最短で覚えられるか
・わざマシンの入手場所
・ポケモン毎の能力値の違いの把握
などなど、
研究者か!ってくらい読み込んでいました。
で、自分の中で、
「これが一番大事だったのか〜!」
みたいな事がわかり、
それをできるようになると、
僕はそれを卒業し次のゲームに取り組んでいました。
ちなみにですが、
ポケモンの最強技って、
結構命中率が低いんですよね笑
あるいは2ターンかかったり、
反動で動けなくなったり。。。
(僕のポケモン知識は初代の赤緑までしかないのであしからず笑)
例えば氷タイプ最強の技って、
初代だと「ふぶき」って技です。
威力が120くらいの
命中率が95くらいだったと思います。
これ使ってみると分かるんですが、
命中95って結構外れるんですよね。。。
しかも技を出せる回数が5回しかないので、
物語を進める過程だとすぐに枯渇してしまいます。
なので、僕は最強技の上から2つ目の技が好きでした。
なので氷タイプの技だと
「れいとうビーム」です。
威力95命中100、回数は10回まで打てる技です。
最初威力95って弱くないか・・・?
と思いつつも、
使ってみるとかなり強い!
しかも絶対当たるし、
10回打てるもんだから長期戦にもかなり役立つ。
僕は確実に1撃で倒すを突き詰めていたので、
れいとうビームにはすごく助けられました。
他にも、
水タイプなら「なみのり」
くさタイプなら「はっぱカッター」
などなど。
ポケモンと同じ属性の技なら威力は1.5倍なので
そのあたりも意識したり。
あとは「急所に当たりやすい」系の技も好きでした。
「きりさく」とか笑
そして威力の低さをカバーするために
攻撃力をあげる「タウリン」って道具も限界まで使ったり。
そんな感じで、
いかに1ターンに集中するかだけ考えていました笑
余談でした笑
話を戻しますと、
「子供の頃の遊び方が今の働き方に影響を与えている」
という話。
僕は今の仕事は、
整体をメインに、
空いた時間でせどりやブログを書いたりしています。
特に整体はありがたいことに
リピートして頂くかたが沢山いらっしゃいます。
本当にありがとうございます。
僕が整体を始めたきっかけは、
野球を16年間続けていた際に、
本当の意味で体が良くなる場所を見つけられなかったからなんです。
もちろん整骨院は何10箇所といろんなとこ行きました。
体が楽になったなと感じた事もあれば、
なんか今日はいまいちだった。。。
みたいな時もありました。
さっきでてきた
氷タイプの「ふぶき」って技のような感覚です。
命中率が低い感じ。
ただこういうと、
他の整骨院の能力が低いみたいな風に捉えられるかもですが、
そんな事は無いです。
みんな良い先生方たちばかりで、
皆日々勉強会を開いたり、
休みの日に他店と交流を深めたりしているのも知っています。
僕の体が悪すぎたからこそ、
感覚が低すぎたからこそ、
その都度の効果を感じにくかったんです。。。
味覚音痴の人が、
ミシュラン3つ星の料理をどんなに食べても
味がわからない。。
そんな感覚です。
なので僕は、
「当時現役だった頃の自分が安心して任せられる整体師になろう」
と決めて今までやってきました。
ただ普通に勉強してもその自分にはなれないと、
今までの整体通いから分かっていたので、
一般的に広まっていない情報をひたすら探しました。
この時、昔の自分に当てはめると、
ゲームを買ったらまず攻略本を読んで本当に大切な
「これさえあれば全部OK」を探すのと同じように、
「これさえあれば本当の意味で体が良くなるのは何だろうか?」
をただひたすらに突き詰めました。
その結果出た答えが、
『相手の体や心の背景を感じて、ストレスを緩めていく事』
なのです。
緩めるって最初結構難しいです。
なぜなら相手の体や心のストレス、今日整体を受けるまでの背景、
さらには相手の過去のトラウマや無意識に考えている事など、
色んな事を感じ取る必要があるからです。
僕らが普段良く見る整体って、
刺激を与えて満足してもらう、、、みたいなパターンが多いです。
料理に置き換えると、
ひたすら辛くしたり、しょっぱくしたり、
油を大量に入れる事で味をごまかしている感じ。
整体でも、
体重をかけて相手を強く押す事や、
筋肉をゴリゴリに崩すようにする整体などもあります。
つまり相手を見ていないことが多い。
当初整体を始めた頃の自分もこんな感じだったので、
その際は本当に申し訳ない事をしたなと。。。
整体の一般的なやり方自体がこんな感じで教科書に乗っているので、
仕方ないところもありますが。。。
なんか違うよなとは感じています。
その一方で、緩めるという概念。
人の体がゆるむ時は「自分と一緒」っていう一体感を感じる時です。
つまり、安心感を感じた時。
「この人は自分のことを分かってくれる人なんだ」
っていうのを感じた時に人は安心感を覚えて
自然と体が緩んでいきます。
筋肉も同じで、
本来水分が75%以上もあるのが筋肉なので、
基本的には柔らかいのが筋肉です。
ビニール袋に水を入れて揉むような柔らかさ。
ただこの筋肉、
筋肉は硬い方が良いっていう思い込みや、
日々のストレス、昔からのストレス、
無理な姿勢などで固まってきます。
「本当はこうしなきゃいけないんだ!・・・でもしたくはない」
「仕事行かなきゃ。。。でも休みたい」
みたいな心と体のずれからストレスを感じ体は硬くなっていきます。
つまり心と体に安心感がどんどん無くなっていき、
分離する方向に向かっていきます。
分離するほど自分のものでは無くなっていくので、
その分離の隙間にストレスが溜まっていきます。
分離するとストレスが溜まる例としては髪の毛です。
お風呂に入る前は気にならなかった頭に生えてる髪の毛も、
シャンプーをして排水溝に抜け落ちた途端に嫌な感じが出てきます。
それが分離してストレスが溜まる例です。
ついさっきまで気にならなかった髪の毛も自分の頭から離れると
ストレスを感じます。
なので緩めるというのは、
その隙間に溜まったストレスを取り除くように働きかける事で、
一体感を感じる方向へと導いていく事になります。
(流石に髪の毛は戻せないですが笑)
筋肉の場合、
分離してストレスを感じると、
硬く緊張していきます。
筋トレ後とかの感じですね。
緩めるというのは、
その硬くなった無意識の緊張を、
「そんなに緊張しなくて良いんだよ」
そんな気持ちで、
本来の柔らかさに戻していきます。
その戻す際に、
筋肉に安心感を与えられるように、
指圧の強さと角度を調節しながら、
筋肉がスーーっとゆるむのを感じていきます。
なのでこの時主役は筋肉で、
あくまで僕は道しるべの役割です。
筋肉が自分からゆるむように導いていきます。
刺激も必要なく、
ただ筋肉と1つになっていくような、そんな感覚です。
そして緩んだ時、
筋肉はびっくりするくらふにゃふにゃに緩んでいきます。
そして緩みきった時に、
なんとも言えない、軽さを感じてしまいます。
「本当に楽っ!こんなに自分の体って軽くなるの!?」
そして、これを感覚として体現できるようになった時、
驚くほど筋肉や骨が緩んでいき、
どんどん体が楽になっていくのが分かりました。
「これだーーーーっ!」
って自分の頭に衝撃が走ったのを覚えています。
整体での「これさえあればOKは緩める事」
というのが自分の中で腑に落ち、
そこからはただひたすらその感覚の反復です。
その感覚をいつでもどこでも誰にでも出せるように。
そしてだんだんと自分の身体も良くなっていき、
お客さんの体も緩められるようになり、
「痛みが一瞬で取れた!」
「見えない力を初めて信じられるようになりました」
「言葉にならないです。。。」
などなど言っていただけるようになりました。
そして何より一番嬉しかったのが、
整体を通じて自然と前向きになる方が増えたということ。
整体を通じて体が緩み、
その結果ずっと昔から抱えていたトラウマや、
無意識にある深い勘違い、わだかまり、
これらの心に抱えていた大きなストレスからも
どんどん解放されていく方が沢山増えました。
整体を受ける前には、
こんなにどよ〜んとしてて大丈夫かな・・・
みたいな方も、
整体を受け終えた後に、
体も心も軽くなって飛ぶ跳ねるくらい喜んで頂けるようになりました。
あの深い所からエネルギーが湧き上がって、
色んなものから解放されて光り輝く姿に立ち会えることが
最高に嬉しい瞬間です。
整体やっててよかったなと思えます。
当時現役だった頃の自分に、
今なら胸を張って「いつでもおいで」と伝えられます。
そんな感じで、
僕は子供の頃から、
「これさえあれば全部OK」
を遊びを通じて突き詰めていました。
そしてそれが今の整体という仕事にも通じています。
もしこれを読んだあなたの
仕事に対する新しい発見があるなら嬉しいです。
今日も最後まで読んで頂き有り難う御座いました。
ではでは。
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