こんにちは、ひでゆきです。
「センスを努力で身につける」
これができたら最高だよなって
子供の頃からずっと思ってきました。
僕はずっと野球で補欠だったのですが
「結局うまいやつは生まれつきセンスがあって
下手な奴はもともとセンスがないんだ」
とコーチからも事あるごとに言われていました。
「そんなことは無い!」
「下手でも上手くなれるんだ!」
そう、声を大にして言いたかったのですが
結局解決策が見つからず
補欠からレギュラーになるまで15年以上もかかりました。
ただ、15年かけてやっと、
「上達のコツは、原理原則を知り、それに則って実践すること」
と分かり、16年目にやっと結果が出るようになりました。
すると、不思議な現象が起きたのです。
あれだけコーチから
「センスのある奴は生まれつき」
と言われ続けていた自分が、
16年目のシーズンには
「ひでゆきってセンス良いよね」
なんて言われるようになりました。
「何言ってんの?俺だよ?」
とやんわりと否定したのですが、
チームメイトからしたらそうではなく、
「普通はああやって出来ないよ」
って言われて
「センスって後からでも身につけられるんだな」
なんて感じていました。
そういうと、
「じゃあセンスってなんだ?」
ってなるのですが、
僕はセンスのことを
「高い視点から俯瞰(ふかん)してみる能力」
のことだと感じます。
つまり、
より高い視点から物事を見られるので
現在位置からゴールまでの最短ルートを瞬時に理解できるのです。
それは精度の高いカーナビのようなものです。
精度が高いカーナビは
地図の拡大縮小の切り替えがスムーズで
より鮮明に表示することができます。
ここには一方通行があって
ここは高速道路への分岐があって
さらにはリアルタイムの渋滞情報が表示できて・・
そんなイメージです。
つまり、
その場その場の状況に応じて
ゴールまでの最短ルートをその場で瞬時に見極めることができます。
だからこそ
「そんなの思いつかなかった!」
「そんな発想があるのか!」
と周りが思いつかないような事を思いつけるので
センスが良いと言われます。
逆に「センスが悪い人」はどう言った考え方をするのか?
これは補欠時代の僕が特にそうだったのですが、
「1つの方法しか思いつかない。」
のです。
投げ方はこうじゃなきゃダメ!
グラブの構え方はこう!
走るときは高く膝をあげなさい!
無死1塁は必ず送りバント!
みたいに
どんな状況でも毎回同じ選択しかできない。
現在位置からゴールまでの最短距離がわからず
毎回同じ選択をしてしまっていて
「あいつは毎回同じとこでミスるよなぁ。ほんとセンスない」
なんて言われる始末。
運転中なら
カーナビの精度が悪く、
渋滞してるのがわかってるのにあえてそこに並んでしまうような。。。
抜け道があるのに・・みたいな状態です。
状況は刻一刻と変わるのに
それに対して毎回同じ選択をしてしまうから
できるかどうかは運次第・・
みたいになってしまうのです。
じゃあ、
どうしたらセンスが良くなるのか?
答えは簡単で
「高い視点から俯瞰(ふかん)してみる能力を養う」
ということです。
それができたら苦労しないよ!
と言われそうですが、
これは訓練次第で誰でもできるようになります。
15年補欠の自分でも16年目になんとかなったわけですから
生まれつきの差はあってもどうとでもなります。
じゃあその
「高い視点から俯瞰(ふかん)してみる能力を養う」
ためにはどうすれば良いかというと、
【原理原則を学ぶ】
ということです。
原理原則というのは
余計なものを全て削ぎ落とした結果最後に残った核のことです。
つまり、
「一番シンプルな状態」
です。
それは言い換えると
それ以上削ぎ落とせない状態のことで、
例えば、コンパスをイメージしていただくと分かりやすいです。
コンパスとは方位磁針のことです。
つまり、自分が今どっちを向いているかが一瞬でわかる道具のことで、
コンパスを見れば自分がどこに向いているかが一瞬でわかります。
他にも例えば、
昔、まだコンパスがなかった時代の航海の時に
北極星を指針にしたというのも同じ理由です。
漫画ワンピースの「エターナルポース」も同じですよね。
なので、原理原則とは
「自分の方向を確認させてくれるもの」
とも言い換えられます。
例えばカーナビも、
今自分が目的地に対して進めているかを
瞬時に教えてくれます。
僕は、この原理原則の大切さを痛感した経験がありました。
僕は野球で結果が出るきっかけになったのが
イチロー選手のトレーナーの方から学んだことがきっかけだったのですが、
なぜその教えで結果が出るようになったかというと
「体の動かし方の原理原則」
を学んだからでした。
それを学ぶことで
「あ!今いい感じに動けてる!」
「調子はいいけどズレ始めてるな・・」
などが自分でもわかるようになったのです。
そして、
場面ごとに自分の最適な動かし方を瞬間的にわかるようになったから
結果を出すための最適ルートを通ることができて
思うような結果を出せるようになったのです。
で、それを見た当時のチームメイトが
「普通はああやって出来ないよ」
って感想を言ってくれたのです。
なので、
センスの良い人は
「高い視点から俯瞰(ふかん)してみる能力が養われている」
ということで、
それは
「原理原則を理解しているから、瞬時にゴールまでの最短ルートを見極められる」
ということです。
だからこそ
センスの良し悪しは生まれつきではなく
後天的に原理原則を学ぶことで誰でも身につけることができます。
それは一般的には無理と言われている運動神経ですら改善できるのです。
またこれは「情報発信」にも応用することができます。
僕は今情報発信について日々先生から学ばせていただいているのですが、
やっぱり先生はものすごくセンスが良いです。
ずば抜けてます。
それは原理原則を理解しているから
・発信する情報
・オリジナルのコンテンツなど
自分で生み出す情報1つ1つの価値がものすごく高いです。
価値が高いというのは
「相手が気づいていない、もしくは知らなかった視点を提供できる」
ということです。
先生は普通の人が思いつかないようなことを
平気でいくつも当たり前のように思いつくので
その情報を目の当たりにするごとに
「すごい・・」
という感想しか出てこないです。
でもその先生ですら
「昔は僕もね・・」
なんてことを話すものですから
「この先生について行ってよかった。。
自分はまだまだ知らないことだらけ。学んでないだけ。」
と日々痛感しています。
もしこれが
「僕は昔からすぐできちゃったからできない人の気持ちがわかんないんだよね」
なんて言われてたら
「この人から学ぶのはやめよう・・」
となっていたのですが、
努力して成長したからこそ
1つ1つの言葉に深みと重みと迫力と凄みが込められています。
僕がずっと下手で補欠だったのは、
できないのではなく
生まれつきセンスが悪いのではなく
ただ原理原則を知らないだけ。
もしくは中途半端にしか理解できていないだけでした。
だからこそ、
野球も情報発信も
【原理原則を学んで現場で応用できるようにする】
ほんとにこれだけだなと感じます。
どんな人でも
後天的に、今から変わることができます。
そのためには
高い視点から俯瞰(ふかん)してみる能力を養うことが大切で
そのために原理原則をまずは学ぶこと。
より俯瞰してゴールまでのルートを瞬時に見極める能力を養うほど
どんな努力も実を結ぶようになります。
努力を結果に繋げることができますので。
原理原則を学び応用する。
ほんとにこれだけなんだと感じています。
誰でも絶対できるようになります。
そんな感じで今日は
・センスは努力で身につけられる
・そのために原理原則を学ぶ
・それは俯瞰してゴールまでのルートを瞬時に見極める能力を養うため
という話でした。
みんなの努力がどんどん報われて
思うような結果を出して
それがみんなの役に立って
みんなで喜び合えたら嬉しいです。
そのためのヒントになれば幸いです。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
PS.今日の気づき
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グーグルマップの拡大と縮小をスムーズにできる
センスが良い人ってそんな感じです
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ではでは。
ありがとうございました。
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