こんにちは、ひでゆきです。
今日は友人の相談に
かれこれ4時間ほど乗っていました。
最近コロナの影響もあり
1人の時間が増えたとのこと。
今まで、
家と職場とアフター5の付き合いの往復だった生活が
職場と家の往復がほとんどになってしまい
初めて自分と向き合う時間を作ってる!と。
ただ、いざ自分と向き合ってみると
「どう向き合って良いかわからない」
とのこと。
過去の棚卸し、
トラウマと向き合うこと、
自分が大切にしてきたものは何か?
本当に自分が大切にしたことはなんなのか?
自分とは何か?
自分はこれからどうしていけば良いのか?
今の人間関係本当にこれで良いのかな?
最近やたら目につく人がいるんだけど、これってどうなの?
みたいなことの相談にずっと乗っていました。
で、いざ相談に乗って思ったのが
「本人の中で本当の悩みが明確になっていない」
ということです。
相談に乗ってはいたものの
どこか枝葉のような相談になってしまっていて
本当に解決したい根源的な相談には程遠いなと。
自分と向き合うこととは
「自分で問いを立てて解決すること」
なのですが、
今まで自分と向き合わなくても
「全部順調だったから〜」
と、
人生で自分で問いを立てることをした事がなかったそう。
これは日本の教育制度がそもそも
問いは周りから与えられるもの
という前提のもと、
生徒の役割は
答えを出すことだけ
なので仕方ないといえば仕方ないのですが。。。
なので、
相談に乗っていてまず最初にした事が
「自分で問いを立ててもらおう」
という事でした。
なので僕はひたすら聞き役に徹します。
4時間の相談のうち
3時間半以上はひたすら聞くことに徹して
今の思いを全部話きった後、本当の悩みと出会えるかなと思ったからです。
案の定聞き役に徹することで
本当の悩みに行き着く事ができました。
友人が心のそこで気になっていたことは
「今、順調に進んでいると背中を押して欲しい」
ということ。
つまり、
「自分のやってることは合ってるのか?正しいのか?」
それを確認したかっただけでした。
友人にとって
今までは常に先生や上司、あるいは世間の常識という
引かれたレールをただ歩いてれば良いという生き方。
でも、コロナの影響で
良くも悪くも今までの常識は崩壊して
先生や上司の指示も
「本当にこれを信じて良いのかな」
と初めて疑問が湧いてきていました。
自分の進むべきレールを自分で引くことは
友人の人生にとって初めての経験だったからこそ
そのレールを引くことは正しいのか?順調に進んでいるのか?
それをただ知りたかった。
つまり、
「初めてで不安だった」
んですね。
なので、
最終的には
「順調だよ。大丈夫。」
この一言で全ては解決しました。
初めて自分の人生のレールを自分で引くことに自信を持てたのか
心の奥にある不安が一気に晴れて
とても幸せそうでした。
今回の出来事で改めて、
知識があるとか無いとかは関係なく
「ただただ『大丈夫だよ』と相手の背中を押してあげる」
その一言だけでも十分役に立てるし
喜ばせてあげられるんだなと
改めて感じた次第です。
もちろん知識を伝えたり、
積極的に価値提供をすることも大切です。
(先生の立場として役に立つような)
でも反対に、
ひたすら聞き役に周り、
相手の心を整理する手伝いをするような
積極的に黒子に徹することも
価値提供と同じくらい役に立てるのです。
知識才能関係なく誰でも周りの役に立てる。
だからこそあなたはもうすでに
素晴らしい価値を持っている。
というわけで今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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