初心者ゴルファーと一匹オオカミの不思議な共通点

こんにちは、ひでゆきです。

1月4日、
今日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。

今年は三が日で休みが終わりだぁ〜
なんて声も聞きつつ多分に漏れない自分であります。

2日、3日と人生で初めて
ゴルフの打ちっ放しにトライしてみました。

「止まってるボールを打つのが難しいんだよ〜」
なんて事をいろんなゴルフ経験者から教えてもらった通り

うまく打てずに
「どうしたら打てるんだー」
なんて事を感じていました。

もちろん今でもそれは感じていますが、

それと同時に沢山のことも打ちっ放しを通じて教わりました。

合計2回、2日間打ったので
２つの大きな学びです。

１つ目が、

「ボールに集中する事」

です。

これはテクニックなどの
部分的なこだわりを捨てて

より全体性を含んだ大きな目標に意識を向ける
という事で。

肘の角度は〜とか
足のスタンの幅は〜とか
手首の角度は〜とか

部分的なことに意識を向ければ向けるほど
全体の連動がおろそかになってしまい
ぎこちなくなる。

でも逆に
「ボールを芯で捉える」
それ一点に集中すればするほど

体はそれに合わせて自然と連動させながら動いてくれる。

そんな事を学びました。

２つ目は、

「一点集中・一点突破」

の大切さを学びました。

僕は初めてクラブを握る初心者で。

打ちっ放しの打席に入るだけで
周囲の経験者の目が気になってしまいました。

初心者と経験者という立場の比較に目を奪われて
肝心のボールを打つことに集中できていなかったんです。

なので当然全く打てません。

「ゴルフって難しいんだな」
なんて事を多々思いました。

ただその中で球数を打てば打つほど
段々周囲のことが気にならなくなり
自分の打席に集中できるようになっていました。

「やった！打てた！」

なんて事を思いつつ、
気づくと周りが気にならなくなっていたのです。

初日の反省を踏まえ
「ボールに意識を全て向けるんだ！」
と言い聞かせながら打っていたので

自分の世界に没頭しながら打つことができました。

すると不思議なことに

あれだけ気になっていた周囲のことが気にならなくなる反面、
逆に周りのことがよく見えるようになっていました。

周りのことが気にならないくらい集中すると
逆に周りのことがよく見えるようになる。

すごい発見でした。

「ボールを打つこと」

ただそれだけに集中できるようになるほど
たくさんのヒントに気づけます。

上手な人の一球ごとのルーティンや
クラブに書かれていた芯の目安、
打てる時と打てない時の違いがわかったり。

初日では部分に集中すると全体が死ぬから
全体を生かすため部分に意識は向けないと学びました。

ただ2日目は
全体を生かすことに集中すればするほど
全体を生かすための部分的な情報が鮮明に見えてきたのです。

一匹オオカミで突っ走るのではなく
1人はみんなのために、みんなは1人のために

の感覚。

ボールを打つことと体の使い方を連動させること。

それが大事だったんだと分かった次第です。

全体のために個々が協力し合う。
そして全員で分かち合う。

なんとも深い話を打ちっ放しは教えてくれました。

なんかこの話って
いろんなことに当てはまるなと感じます。
（昔から知恵の応用が好きなので自然とそういう発想になるのもあります。）

それは、
仕事もスポーツも家族も人間関係も全部。

仕事なら会社の目標のためにみんなが協力し合うことだし
（会社なんて関係ないよと思う方もいるかもですが・・・）

スポーツならチームの目標のために自分を鍛えること。

家族も人間関係も共通の目標に向かって
協力し合うことですし。

正直今の社会の現状は
「好きなことで生きていく」とか
「自分は良ければそれで良い」のような
価値観が一般的な考え方です。

もちろん僕自身も思い当たります。

今こうしてブログを書いているのも
学びを共有するのも

正直なとこ最初は自分のために始めました。

フォロワーや読者が増えたらいいなとか、
お金を稼げたらいいなとか、
承認欲求を満たすためというのが始まりです。

ただその中で
去年の夏あたりから少しずつ考えが変わってきました。

そういう自分を満たすための生き方は
最終的に虚しくなると分かったのです。

何をしてもどんなに良い事しても
全ては発散して終わり。

発散してる間は楽しいけど
発散し切ったらゾンビのように疲れ果てて
「結局何を残せたんだろう・・・」
みたいな虚無感に襲われることが多くなりました。

「このままじゃやばいな〜」

なんてことを本音に感じながら過ごしていました。

でも心の底では答えを知っていました。
でも見て見ぬ振りもしていました。

その答えというのが

「世にため人のために生きること」

です。

正確には
「自分もみんなも一緒に幸せになる道を探すこと」
です。

自己犠牲とは違います。

利益や取引ではない
心のWin-Winの関係を目指すことです。

協力し合い心に幸せの暖かさを生み出すこと。

ただやっぱりそこにはすごい疑問がありました。

「なんかめっちゃ損しそう・・・」

という損得感情です。

あいつばっかり・・・
自分だけが損しちゃう・・・
俺はやるけどあいつは本当にやるの？

みたいな。

我ながら器の小さい話です。

そうやって
自分がいかに得するか
自分がいかに利益を得るか
自分が、自分が、自分が、、、

むむむ・・・

これって本当とことん部分にこだわって
ボールを全く打てない最初の頃の自分と
全く同じことを言ってます。

全体を見ていない。
世の中を見ていない。
ボールを見てない。

だから全てグダグダな人生。

それに嫌気がさしたからこそ

どうしたら周りの人の役に立てるか
どうしたら幸せな空気感を作ることができるか
どうしたら喜ばせてあげられるか

そんな事を去年の夏頃から意識していて。

もちろんいきなり一気にやるのは無理でした。

なので少しずつ少しずつ。

まずはリアルに会える自分の周りの人たちから。
そして少しずつ仲の良い人たちのためから
余裕を持ちつつ初めましての人へと意識を広げ。

そして２０２２年はインターネットの世界にも意識を向けて動いています。

そして三が日、初めて行った打ちっ放し。

全体のためにできる事をする。

意識すべきは全体のゴール。

自分はボールのために、ボールは自分のために。

「はっ！！！ゴルフも生き方も全く同じだったのかーーー！」

と、

世のため人のためボールを打つため

本質全ては一緒だったんだなと気付きました。

僕は「ひでゆき」という名前なので

「秀でる勇気」

を与えたい。

できないからできるへの変化の仕方だったり、
コツの掴み方、意識の変え方、
それらを通じたあなたにしかない才能を引き出し開花させること。

そうやって才能や可能性を引き出し
世の中に活躍する人を増やしていきたい。

そしてそれをどこかのタイミングで
みんなで分かち合っていきたい。

それは、ずっと野球部だったので

どこかで練習だけで終わらずに
試合に勝ってみんなで打ち上げをするような

「みんなで試合に勝って喜ぶのが好き」

そんな感覚が原点にあるのかなと思っています。

今後もできる事をやっていきます。

この文章に触れたあなたがほんの少しでも
新たな気づきに出会えたなら嬉しいです。

２０２２年も最高の年にしていきましょう！

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ひでゆき