こんにちは、ひでゆきです。
昔僕が独立リーグで野球をしていた頃、
疑問に思って監督に聞いた質問があります。
それは、
「なんでバッティング練習の時に音楽を流すのか?」
という小学生級の質問です。
監督は元プロ野球選手の方なので、
淡々と答えてくれました。
「今のバッティングの状態を記憶するためだよ」
ということでした。
もう少し詳しく聞いてみると、
「人間良い時も悪い時もたくさんある。
ましてやプロは1年間好調を維持しないといけない。
だから良い感覚の時に流れていた曲を聞くことで
良い感覚を意図的に呼び起こすんだ」
と。
なるほどな〜と思った記憶があります。
これと似たようなものにルーティンというものもあります。
決まった動作を行うことで集中力を高めるというもの。
イチロー選手が打席に入る前にしてるのがそうです。
これはどちらかというと、
普段から同じ動作を行うことで、
今の自分の状態を確認するためのもの
なのかなと思います。
ルーティンのイメージは、
それを基準として、
今の状態がどちらにずれているかを把握するためのもの。
ただ今回質問した曲を流す事は、
良い時の状態を思い出すきっかけを作るもの。
基準は感覚で曲は感覚を思い出すため。
そうした日々のルーティンに加えて
曲を聞く事により高い感覚を日常化する事で
プロ野球選手は長いシーズンを戦っているという事でした。
感覚が高い時って一種の無敵状態になるんですよね。
何も悩みがなくなって
今ならなんでもできちゃいそうって感じ。
ダイエット楽勝でしょ!
リバウンド何それ笑
空腹我慢とか余裕だし!
みたいな状態。
実際その感覚で居続けられれば、
なんでも成功できると思います。
ただ実際はその感覚を維持するには工夫が必要。
固定するのは不自然だからです。
人に限らず自然のものには波があります。
晴れの日があれば雨の日もある。
穏やかな海も時には荒れます。
春がきたら夏が来て、秋の後に冬が来る。
同じものは長くは続かず、
順ぐり順ぐり繰り返します。
人も同じで、
良い事があれば悪いこともある。
楽しい時もあれば疲れてしんどい時もあります。
元気に働いて疲れて寝て
また元気になるように。
波のように人の心や感覚も常に変化しています。
それが自然だからです。
なのでそれを無理に固定しようとすると
大きく反動が来てしまいます。
頑張って空腹に耐えた後に
我慢の限界が来てリバウンド。。。
みたいな。
なので余談ですが
ダイエットのコツは、
空腹を感じすぎないようにちょっとずつ食べること。
我慢の幅を狭める感じ。
そうすることで、
これなら痩せるぞって感覚の時間を
相対的に増やしていくのです。
1日24時間を100とすると、
そのうちの70くらいを気にならない程度の空腹でいる感じ。
すると、
痩せる感覚でいる時間が長くなります。
そして気づいたら痩せていく。
四季は毎年同じでも
年数や年号はその都度変わっていく感覚。
空腹を固定せずに、
いつでも空腹になれるきっかけを準備しておく。
そんな感じで
良い時の感覚を思い出す工夫ってすごく大切です。
工夫についての方法はこの後お伝えしますね。
変化をするのが自然。
固定は不自然。
進みたい方向へ行くきっかけを作る。
感覚を思い出す工夫としておすすめなのはいくつかあります。
ポイントは五感を活用する事。
例えば、
「書くこと」
「その時の臨場感を人に話すこと」
(思い出に変える)
「ブログに残すこと」
「メモを取ること」
など。
その他「香り、香水」もおすすめです。
特に匂いは直接感情に働きかけます。
自宅の香り
職場の香り
旅先の香り
料理の香り
香りは一瞬で思い出を蘇らせてくれます。
よくドラマで失恋後に海の堤防で黄昏るのは
潮の香りが気持ちをリセットしてくれるからですね。
朝日の香りは自然と前向きにしてくれます。
それらを踏まえて自分の調子が良くなる香りを
身近なとこに置いておくのは非常におすすめです。
僕はよく部屋でお香を焚いています。
気持ちがスーッと落ち着くからです。
ブログを書く時も
整体をする時もいつでも。
心を整えるためです。
頭がスッキリすると周りがよく見えて
やる事がシンプルになるからです。
そんな感じで、
『自分の調子が良い時を思い出すきっかけ作り』
自分マニュアルを作るのは非常におすすめです。
毎日気分良く過ごすきっかけになれば幸いです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
あなたの真心に太陽の木漏れ日が差し込みますように。
ではでは。
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