【運転中のお礼のクラクション】一瞬だけ鳴らした対向車に感じた本番に強くなる秘訣

こんにちは、ひでゆきです。

 

今日車を運転していた時に、
すごいなって思った出来事がありました。

一車線ずつの細い道を運転していた時に、
自分の車線に路駐していた車がいたんですね。

 

なので僕が進むためには
反対車線を跨ぎながら追い越していく必要がある。

で、いざ追い越そうとした時、
案の定、対向車がくるわけです。

 

あ、やっぱり来ちゃったか〜

と思い、
対向車が過ぎていくのを待っていました。

すると何気なくただ普通に待っていただけなのですが、
対向車の人は通り過ぎる際に

「プッ」とクラクションを一瞬鳴らしてくれたんですね。

 

多分「待っていてくれてありがとう」
って言うサインだったと思います。

わざわざお礼をしてくれるなんてなんて良い人なんだ〜

としみじみ。

 

対向車の運転手の肩の目線に立ってみると、
自分の車が待ってくれていると遠目に気付いた時、

「あ、、、待ってくれてる。
早く行かなきゃ」

 

と思ったと思うんです。

そしてさらに、
「普通ちょっとでも対向車が遠くにいる時は
ちょっとぐらい良いだろうと、すぐ反対車線を跨ぎながら
追い越し始める人が多いのに

待ってくれるなんて、申し訳ないな。。。」

 

みたいな気持ちにもなるかなと思うんですね。

実際に言葉にはしなくても
なんとなく

「無理な追い越ししない人だ」
「ちゃんと待ってくれてる」

 

と相手の気持ちを察することができる人なのかなと感じました。

 

そしてそれ以上に自分が対向車の運転手の人に対して
感じたことがありました。

 

 

それは、

クラクションを一瞬だけ「プッ」って鳴らすのって
相当本番に強い人なんだな

ということです。

 

運転している人は共感できるかなと思うのですが、

クラクションを一瞬だけ鳴らすのって
結構難しいんですよね笑

 

ちょっとだけ鳴らそうと軽く触れても鳴らないし、
かといって強く鳴らすように押すと「プ〜〜〜〜」ってなってしまう。

ちょっとだけ押して挨拶だけするつもりが、
思いの外長くなっちゃった事で
相手に対してイライラしてるよって合図に勘違いされてしまいます。

 

お礼を伝えるために
ほんのちょっとだけちょうど良い加減で
ほんの一瞬クラクションを鳴らす。

 

それをさりげなく当たり前かのように鳴らしていった
対向車の運転手の方は

本番に強いし、相手の気持ちを思いやれるし、
しかも力の加減をできる余裕のある人。

 

そんな風に運転しながら対向車の運転手の方を感じていました。

 

クラクションは普段から鳴らす機会ってほとんどないです。

できる限り安全運転を心がけるし、
最近は道路交通法も「あおり運転禁止」になるなど、

ただでさえ鳴らさないのに、
さらに鳴らす機会はさらに減りました。

 

その中でサラッと一瞬だけの「プッ」。

そういう決める時に決めれる人、
本番に強い人ってカッコいいなって思います。

 

本番に強いって事で思い出したのですが、

昔独立リーグで野球をしていた頃、
外国の選手とも一緒にプレーをしていました。

 

彼らは体も大きいし、
パワーも当然のように日本の選手よりも強いです。

体が大きい上に筋肉もすごくて
それこそアンダーアーマーのマネキンのような体をしています。

 

身体能力も高くて、
メンタルも落ちない。

失敗しても気にしてないというか、

それこそ「play ball」的な感覚で、
仕事として野球をしているけど、
どこかで遊んでいるかのような気持ちの軽さも伴わせていました。

 

彼らを観察していて気付いたのは、
練習は大切だけど、そこまで1つ1つの練習に執着していないなという事です。

追い込む時は追い込むし、
疲れてるなと感じてたらサッと引き上げる。

 

練習で良いプレーをしたら子供のようにはしゃいでいるし
でもミスをしたとしても「次々〜」って感じですぐ切り替えてる。

日本の練習だと
疲れてるとか甘えんな〜!
監督の言うことが絶対だ〜!

 

的な練習も多く、
試合前にも限界まで追い込む練習もあったりして、

僕は正直外国の選手を見ていて、
「なんでそんなに練習を楽しめるんだろう?」
って疑問でした。

 

そこで中学生で習ったカタコト英語で
なんとか喋ってみました。
英語を自分よりできる人も交えながら助けてもらいつつ笑

 

すると色々なことが分かったんです。

それは、
彼らと自分にはそもそもの意識している場所が違うという事でした。

 

自分「練習楽しそうだよね」
外国の選手「野球は楽しいよ!逆になんでそんなに大変そうなんだい?」

自分「練習って頑張って追い込むものじゃないの?」
外国の選手「練習は試合のための準備だよ。大切なのは試合でベストを尽くすことさ〜」

 

そんな感じで
そもそもの認識が違うんだ〜と感じていました。

 

僕はずっと、
「練習で追い込んで追い込んで、限界を超えるから成長する」
と思っていました。

でも彼らは、
「練習は試合のための準備。大切なのは試合でベストを尽くすこと。
練習で疲れたら試合を楽しめないよ」

っていう考え方。

 

自分の頭が凝り固まっていた事に気づくと同時に、
そもそもどこを目指しているかが違うんだなと分かった出来事でした。

 

大切なのは本番を楽しみ結果を出す事。
練習はそのための準備。

 

もちろん限界を超えて追い込むことは大切だと思います。
自分もずっとそれで生きてきました。

でも追い込むことばかりに意識が向きすぎて、
肝心の試合でベストを尽くせないこともありました。

 

手段と目的がごちゃごちゃ。

 

本番に強い人は、
本番でちゃんとベストを尽くせるように
日々意識を向けているんだなと感じます。

外国の選手の試合での一瞬の爆発力は本当すごかった。。。
一気にテンションはじけ飛んでます。

 

最初に書いた、

クラクションを一瞬だけ「プッ」と鳴らした運転手の方も、
普段から相手の気遣いに答えようと意識し続けていたから
いざお礼を伝える時にサラッとできたのかなと思います。

本番に強い人は、
常に本番を想定して行動しているから
実際に本番に強い。

 

僕はずっと本番で結果を出すことよりも、
監督の目を気にしていたり、頑張ることを頑張っていたり。
本当に大切なことを見えていなかった〜って痛感しました。

 

本当に大切な事に意識を向け続けると、
自然といざ本番になった時にも
夢中で遊んでいるかのように楽しく結果を出せるのかなと思った出来事でした。

 

PS。

多分これは仕事にも置き換えることができて、
昔の僕は頑張れば良いと思ってて
頑張る事に意識が向いていた時は仕事でも何もうまくいきませんでした。

結果を出すためには相手がいるし、
本番を迎える時は自分以外の誰かが必ずいるなと思います。

 

なので常に相手の立場に立って行動するのは、
子供の頃から口すっぱく言われてきた事ですが、
本番を楽しむために必要な事だったのかなと今になって思います。

 

PS2。

アンダーアーマーのマネキンってカッコ良いですよね笑
昔初めてお店で見た時はかなりの衝撃でした笑

 

ゴツすぎる。。。
外国の選手みんなこんなガタイでした笑

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