コロナショックと卒業と入学と。人生の新年度を迎えた日。

こんにちは、ひでゆきです。

久しぶりの投稿です。
にも関わらずいつも見て下さりありがとうございます。

 

最近はコロナの影響もあり
色々と自分の生き方についてじっくりと考えていました。

今まで僕は
「昔の自分がもし今の自分に会いに来た時に胸を張って会える自分」
というものをベースに活動してきました。

 

例えば整体業。
今僕は整体の仕事をしていますが、
そもそも始めた理由は健康に関することで悩まない人生を歩むためでした。

野球をしていた頃の自分は
少し練習をしただけでとても疲れやすく
日々の練習についていくだけで精一杯。

 

もともと肺活量も弱く、
中学生の時に身体検査をした時には
「60歳と同じくらいだね」
と言われたほど。

15歳の自分はかなりショックで、
「僕っておじいちゃんの体なんだ・・・」
ってガックリしたのを覚えています。

 

実際その検査をする前から
自分の体は弱いのかなとはうっすら感じていました。

走るのはすぐ息が切れるから本当に苦手。
学校のマラソン大会なんかは本当に嫌で嫌で。。。

マラソン大会が近い時の体育の授業は本当に大変でした。
周りが楽しそうに飛び跳ねるように走っているのを横目に
僕は息が続かなく完走するだけでも大変でした。

 

さらに当時は喘息持ちだったので
吸入器を持ち運ばないとならないほど。

運動以前に動くこと自体が本当に大変でした。

 

でもそんな自分を変えたかったんですよ。

 

 

僕は小学生の時初めて見に行った東京ドームの巨人戦にすごく感動しました。
だからこそ、
「絶対プロ野球選手になるんだ!」

と決めて日々を過ごしていました。

当時の自分の実力なんて全く考えもせずに。

 

親は「好きなことをやれ」ってスタンスだったので、
そのあたりは特に遮られることはありませんでした。

 

今思うと、あまりにも下手だったし
自分の喘息のことも知っていたので
子供の思いつき程度に捉えられていたのかもしれません。

 

当時の自分は、
・野球下手
・喘息持ちで運動自体が苦手
・でもプロ野球選手になる

そんな子供でした。

 

そんな自分だったので、
小中高大独立リーグと25歳まで野球を続けことができましたが
24歳まではずっと補欠。

25歳まで野球を続けることができたのは結果論ですが、
実際のところ、

野球で自分は何も成し遂げてないがすごく嫌で
なんとか野球から大きな学びを得たい!

その気持ちだけでなんとか持っているようなものでした。

 

チームメイトの紹介で
運よく野球塾を教えていただき、

そこでどうしたら上達できるかを学ばせていただきました。

 

その教えを日々実践し、
どうしたら野球が上達するかを体感覚でわかった時に、
「あぁ、野球をやっててよかったな」

そう心から思えたんです。

野球が上達する以前に、
どうしたら疲れることなく動けるか?
というそもそも論からのスタートでした。

 

そんな人生だったからこそ、
野球を引退した後は、
「どうしたら体の機能そのものがよくなるか?」
「現役当時の自分が安心して任せられる整体師になる!」

と決めて今まで活動してきました。

 

そのおかげで
どうしたら体が本来持っている機能を復活させられるかは
かなり実践できるようになりました。

整体を受けてる今この瞬間にどんどん体が軽くなり、
ずっと霞(かすみ)がかっていた目の前の雲が晴れて
本来自分がやりたいことに向かって自然と心と体が動き出すような

そんなイメージでできるようになりました。

 

さらに、一時的な刺激ではなく、
ずっと体に軽さが残るような
長期的な視点の伴う施術。

施術後に暖かい余韻が残るように
温もりに包まれたような感覚になるように。

 

「軽くなった!やったー!」
「うぉぉぉー!」
っていう感じではなく、

「ふぅ〜、呼吸が深くゆったりしたよ。」
「なんかどうでもいい事に悩んでいた自分に気づけたよ」

静かな暖かみと落ち着いた力強い決断力の伴う感覚。
そんな感想を仰ってくれるお客様が沢山いました。

 

そういうお客さんの姿を見た時に
「あぁ整体やってよかったな。」
そう思えてきます。

整体をすればするほど
昔の現役当時の自分がどんどん喜ぶような
そんな感覚があったのです。

 

ただ、ふと思ったんです。
「このままで良いのだろうか?」
と。

考えるきっかけになったのは
今回のコロナショックでした。

 

経済的にもかなりやばくて
リーマンショックを超えるダメージだとか。

リーマンショックの時は
お金の移動だけが滞り経済的なダメージがほとんどだったそう。
人は元気で物流にも大きな影響はなかったそう。

 

ただ今回のコロナショックは、
経済的なダメージに加えて、
さらに外出自粛による人の移動の制限と
それによる物流の制限。

それ以前に
働き方革命があり
「残業したら罰金」
などコロナ以前からそもそもの生産力が減ってきていた背景。

 

それらの要因から
かなり大変な状況であるには間違いないそうです。
(これ以上に詳しいことは専門家でないのでわかりません)

 

そこでふと思ったんです。

「結構やばい状況なんだ」と。

 

僕は今までずっと
過去の自分がどうしたら喜ぶかを中心に考えて行動してきました。

だからこそ、
施術や相談を通して喜んで頂くことも多く
嬉しいことも沢山ありました。

 

ただそれは、
「過去の自分の満たされなかった感情を埋めるため」
の思いが根底には流れていたのかなとも思います。

 

子供の頃の野球が下手だったから
どうしたら野球が上手くなるかを勉強し教える。

子供の頃疲れやすくて運動が苦手だったから
どうしたら根本的に体が良くなるかを学び伝える。

 

これ自体でもいろんな人に貢献できている感覚はありましたが、
どうこねくり回しても向き合っているのは過去なんだって気づいたんですよね。

 

今のコロナはいずれ収束して
終わってみれば「大変だったね」の一言で
過去のものとなっていくとは思います。

ただそれだと、
「大変だったね、よしよし」
とやっているのと変わらないのかなと思いました。

 

でもそうではなく、
そのコロナがあったからこそ
いろんな過去があったからこそ
そこから学び未来に活かせば良いと思うのです。

 

つまり、
「未来を作っていくために過去を活かす」

そういう意識が大切なんだと
今回のコロナショックで感じたんです。

 

僕が今までやってきたことは、
過去と向き合い過去を充実させること。

そして今に安心感を持てるようにすること。

 

そのために過去の辛かった出来事、
過去大変だった経験を
どうしたらそのおかげで今があるか?

そう変換するにはどうしたら良いかを考えて行動してきました。

 

過去を充実させたかったからこそ
そのおかげでいろんなことを学び、
施術を受けにきてくれた方へ貢献できるようになり
自分と関わった方がどんどん元気になっていく

そんな経験ができるようになりました。

 

ただ、大切なのは未来。

 

自分は5年後、10年後どんな人達と関わっていきたいのか?
どんな経済状況で、どんな現実が目の前にあって欲しいのか?
自分が死ぬ時はどんな感覚で死にたいのか?
自分が死んだ後に何か周りの人達に良い影響を残すことはできないか?

 

そういう未来を作るためにエネルギーを注いで行こうと思ったんです。

 

過去を充実させるために過去を振り返るのではなく、
未来を幸せで充満させるために過去を活かす。

そういう意識でこれから行動していこうと思いました。

 

「目が前向きについてるのはなぜだと思う?」
「前へ前へと進むためだ!」
「振り返らないで、常に明日を目指して頑張りなさい」

昔ドラえもんの漫画を読んでいた時に出会った言葉です。
のび太くんがテストで0点を取り学校の先生から問いかけられた言葉。

 

当時の僕はそんなの当たり前じゃんくらいに思っていましたが、
今思うと骨身にしみてきます。

過去は振り返らずに未来のために活かし、
未来を素晴らしいものにしていくために日々エネルギーを注ぐ。

 

2020年も3ヶ月が経とうとしています。
自分が何もしなくても時間は自然と経っていきます。

何があっても時間は前に進んでいくように、
自分も時間とともに自然と前に進んでいく。

そんな感覚で過ごすことが大切なのかなと思います。

 

未来を作るためには、
まず最高な喜びに満ち溢れている未来を想像して、
その未来を先取りした感覚で過ごす。

その未来の感覚で生きているから
現実が後から追いついてくる。

 

想像力という名のボールを川の上流に投げて
あとはそのボールが自分のところに流れてきた時に受け取る準備をしておくように。

野球でバッターがフライを打ち上げた時に、
2秒後の未来にボールが落ちてくる未来へまず自分が先に入り、
あとは落ちてくるボールを受け取るように。

回転寿司で先に「マグロを食べる」と決めておいて
あとはそのマグロが目の前にやってきたら受け取るだけのように。

 

先に未来を想像の中で決めておいて、
あとは現実にそれがやってきた時に受け取れる準備をしておく。

 

そんな感覚で素晴らしい未来を作りながら生きていきたい。

 

僕は将来、
「人の心の痛みを汲み取れるお金持ち」
を増やしていきたいなと思っています。

 

人ってそれぞれの理想って必ずあると思うんですね。
お金も欲しいし、
男性だったらかっこよくなりたいし、
女性だったら美しくなりたいし。

 

刃牙の世界だったら最強になるなどもそうです。

でもみんなどこかで自分の限界を知って諦めていく。
自分はどうせこんなもん、、、とか。

それ以外にも

 

過去やり残したこと
今日やるべきこと
明日やりたいこと

そこに今の時間を取られてしまい結局本当にやりたい未来のことは後回し。
で結局やれない。

そんな人生ではなく、
本当に心からやりたいことをやれる人生を歩む。
そういう人がたくさんいたらいいなと思っています。

 

実際僕がそうでした。

僕は過去やり残したことと徹底的に向き合っていたために、
未来に本当にやりたいことから目を背けていました。

 

僕が本当にやりたいことは、
「心と現実の幸せが両立した世界を作ること」

でも幸せな世界って正直大変そうだし、
そもそも幸せとか怪しいし。。。。
実際つかみどころないし厳しくない⁉︎

って思うと思います。

 

僕もそうだったので笑
そこから目を背けてわかりやすい過去と向き合っていたんです。
でもそれはやめることにしました。

 

僕は幸せには、
心の幸せと現実的な幸せの2つがあるかなと思っています。

心の幸せを感じるためには足るを知ることが大切。
ただ生きてるだけで幸せの状態になること。

つまり、
心の幸せに理由はいらないんです。
今この瞬間に幸せだと実感すれば幸せになります。

 

一方で現実的な幸せ。

これはたくさん条件があるように思えます。
それはすごく物質的なことで、
お金や、人付き合い、家、車、食事、綺麗な空気、情報、時間の使い方、
周りの環境など。

とても具体的なことを1つずつ1つずつ作っていく必要があるのかなと。

 

心の幸せと、
現実的な幸せ。

 

僕が今まで過去に向けて注いできたエネルギーは、
心の幸せを作るため。

過去の辛かった大変だった経験を
いかにしてそのおかげと思えるようにしていくか。

そこに集中していました。

 

でもそれだけでは不十分。

今僕は、目の前の現実を正直おろそかにしていました。
今回のコロナのおかげで気づかせて頂きました。

 

今後は、

幸せな感覚を保ちながら
未来のイメージを膨らませ
その未来に沿いながら行動をしていく。

 

そうやって、
目をつむって心と向き合っても、
目を開いて現実と向き合っても、

どこに目を向けても幸せを感じる世界を作っていきたいなと思います。

 

相反する2つの幸せが両立した世界

そんな世界で出会える人を大切にしながら、
みんなで素晴らしい未来を作っていこうと思います。

 

今これを読んでいただいているあなたとも
そういう世界を一緒に作っていけたらこんなに嬉しいことはありません。

僕は整体と過去の辛さを宝物に変えることはお役に立てると思うので、
あなたの未来を素晴らしくするお手伝いもしていきたいなとも思います。

 

ちょっと長くなりましたが、
今日はこの辺で。

 

先が見えにくいこの時代だからこそ、
未来を自分たちで作っていく感覚が必要なのかなと思い書かせていただきました。

同時に、
過去ばかり振り返っている自分とも卒業するタイミングなのかなとも思ったので。

 

一緒に素晴らしい未来を作っていけたら嬉しいです。
今後はどうやって未来を作っていくかについて
書かせて頂きたいなと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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