こんにちは、ひでゆきです。
昨日、
今までずっと引っかかっていた事を
やっと乗り越える事ができました。
何かと言うと、
親子問題です。
心理学や自己啓発の学びをしていると
「その家族を自分の意思で選んで生まれた」
とよく言われます。
「もし生まれる時に、
時代も国も県も親も全部選べるとしたら
なぜ自分は今の親を選んだのか?」
という問いです。
僕の親は基本的に厳しかったです笑
僕は長男で、
下に弟が2人います。
父は特に自分を厳しく育てたと言っていました。
「社会は厳しいからお前を強くする」
と。
それが口癖でした。
その時僕はこう感じました。
そこまで厳しくしなくていいのに。。。
弟2人みたいに優しく接してくれれば良いのに。。。
そう思いつつも、
やたらと事あるごとに怒られてきたので、
親を自分が選んで生まれてきたって理屈はわかるよ。
理屈はわかるけどさぁ〜
と頭で納得しても
心では納得できずにいました。
その中で、
じゃあなんで自分はそんなに厳しい親の元に生まれたのか?
をずっと考えていました。
別にそんなの気にせず楽しくいこうよ〜
とは思いつつも、
実際社会に出て、
父親と似た人に出会うとどうにもこうにも
ビビってしまう。。。
父の言う通り社会は厳しいんだなぁと思っていました。
でも、
厳しい厳しいと言っていても
現実はなにも進まないわけです。
なのでちゃんと父親問題を解決しないと
いつまでたっても先に進めないなとも感じていました。
癒すだけではなく、
痛みと向き合って乗り越える感じ。
で、自分では如何にもこうにも乗り越えられなかったので、
乗り越えた人の体験談を見ていました。
すると、
共通して出てきた言葉が、
「親が厳しかったおかげで今の自分はこうして鍛えられた」
と言う言葉がたくさんありました。
おかげかぁ〜
と思いながら
父親のおかげでよかった事や今に生きてることはなんだろう?
そんな事を考えました。
とはいえ、
昔から何度も何度も考えています。
なので、
また同じだよなと思いつつ、
結局「おかげさま」と本気で深く思えていないから
同じところで息詰まるんだよな。
と直感で感じたので、
一番深いところから
「父親のおかげで」
と思えるとしたらなんだろう?
とじっくり向き合いました。
今までの経験を紐解くと、
「サッカーやりたい」
と言ったら
「お前は野球をやれ」
野球の練習をしていたら、
「お前は勉強しろ」
テストで80点取れたら
「こんな問題で80点しか取れないのか」
とかとか。
自分なりに色々頑張ったり、
自分の意見を言っても
父との考えのズレに全然対応できなかったんですね。
いろんな人に相談しても、
それだけ厳しくしてもらってよかったね
って意見もいろんな人に言ってもらいました。
でも心で納得できなかったのです。
父の求めるハードルを越えればそんな事思わなかったんでしょうけど、
あの頃の自分にとっては
家が一番大変な環境でした。
なにやっても却下。
なにを言っても「それは違う。」
遊んでたら「勉強しろ」
勉強してたら「お前は外で遊ぶ友達もいないのか」
子供ながらにどうしたら良いのかわかりませんでした。
で、そんな中で、
初めて父にしてもらったことはなんだろう?
と考えていました。
初めてしてもらったこと。
多分それは
「ひでゆき」と言う名前をいただいたことでした。
ブログでは「ひでゆき」と書いていますが、
漢字は「秀幸」と書きます。
で、この名前について色々考えていました。
でたどり着いた事は漢字を紐解くと言う事でした。
特に「幸」と言う字。
幸って「しあわせ」って読みます。
この「しあわせ」。
漢字の成り立ちを紐解くと、
手錠をかけられた人の象形(形を表している)文字だそうです。
当時この「幸」と言う感じが作られた時代は、
法律はざっくりとだけあって、
何か悪い事をしたら即死刑が当たり前だったそうです。
その中で、
手錠をかけられるだけでで済んだと言うのは
すごい奇跡的な事だったそう。
死刑が当たり前の時代に
手錠をかけられるだけで済んだ。
めっちゃラッキー。
だから「幸せ」。
と言うのが幸せの起源だそうです。
僕はこの幸せの成り立ちを知った時に、
そう言うことか!と納得してしまったんですね。
どう言うことかと言うと、
父がとことん自分に厳しくしていたのも、
「厳しい中にある楽しみを見つけられる自分になりなさい」
と言うことだと悟ったんです。
生きていれば理不尽なこと、思い通りに行かないことが沢山あります。
良かれと思ってやったことが裏目に出たり。
誰かのためを思ってやったことが伝わらなかったり。
練習しても上達しなかったり。
でもその中にも必ずどこかに
良かった事
嬉しかった事
成長した事
楽しかった事
プラスの出来事が必ずあると言う事。
表面的な厳しさではなく、
その裏にある本質的な楽しさに気づける自分になるため。
どんな状況でも楽しめる自分になるために
今の親を選んだのかなと思うと
厳しく辛かった思い出が
深いところから報われた感じがしたんですね。
親が厳しく怒ってくれたのも、
「自分の自己満足程度の努力じゃなにも叶えられないよ」
と伝えてくれていた事。
その怒られていても、
本音はもっと成長してほしいと願ってくれていた事。
サッカーより野球の方が才能があると先を見通してくれていた事。
(結果的に独立リーグまでできました。)
よくある
結果が出るから幸せ。
お金があるから幸せ。
と言う言葉。
これは裏を返すと
結果が出ないと不幸
お金がないと不幸
とも言えます。
そうではなく、
お金がなくても結果が出なくても幸せ。
なにもなくても幸せ。
そうやってどんなにマイナスに見える状況でも
プラスに変える力を身につけなさい
と言うのが親からの厳しい社会を生き抜く知恵だったのかなぁと
今は思えるようになりました。
今がどんなに恵まれていても
不満に焦点を当てたら必ず不満が出ます。
逆に今どんなに不足を感じていても
満たされているものは必ずあります。
自分よりお金持ちは沢山いますし、
自分より仕事ができる人、才能がある人、
ビジネスで結果を出している人、
すごい人はいくらでもいます。
僕はそう言う人には全然かないません。
野球をしていてもそれは常に感じていました。
自分よりすごい人、できる人は
果てしなく沢山います。
だからこそ
そこと比べず良い部分を学んで取り入れる。
周りと比較するのではなく、
自分の中の幸せにどんな状況でも気づいていく。
そうして
いつでも幸せに焦点を当て続けられる自分に自分で成長させていく。
どんなに大変で厳しい状況でも
自分の中の幸せを感じられるように教えて頂いていたのか。。。
そう思うと、
あえて厳しい父を選んだのは自分なんだと思えるようになりました。
どんな状況でもいつでも幸せを感じられる自分になる。
幸せに敏感。不幸に鈍感。
そんな自分へともっと成長してこうと決めた時間になりました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの真心に太陽の木漏れ日が差し込みますように。
ひでゆき
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