なんでもできるエリート街道を歩む彼だからこその悩み

こんにちは、ひでゆきです。

 

この前草野球のチームメイトと
時間があったので一緒に飲んでいました。

彼はいわゆる野球エリートと呼ばれる人で、
運動神経がめちゃめちゃ良いんですね。

 

子供の頃から周りの人よりも上達が早く、
小さな大会に出れば彼一人のワンマンチームだとしても優勝は当たり前。
大きな大会に出れば全国常連。

さらに野球もできるのに加えて、
特に自分が傲慢になる気配もなく
気さくですごく優しい人。

相手の気持ちを理解できるし、
普段からの根明な人で
周りには友達も自然と集まってくる。

 

そんな彼。

高校大学とプロ排出の常連校でもしっかり活躍していて、
全国的にも誰もが知ってる学校出身。

 

僕とはある意味真逆な人生を歩んでいるので
正直羨ましく憧れてる人生を歩んでいるなと感じていました。

 

飲みの席では普段多人数で飲むことが多く
あまり真剣な話をすることはなかったんですが、

 

今回は初めてお互いの人生で印象に残ったこととか、
普段人に言わないことまで色々と話していました。

すると、僕からみたら憧れの人生を歩んでいる彼も
実は裏で人に見せない努力を重ねてい他ことがわかり、
しかも周りには見せない色んな悩みがある事もわかったんです。

 

僕のイメージだと、
できる人って何やっても習得が早く
人生イージーモードなんだなと感じていました。

ドラえもんで言うところの出木杉くん。

そう言う人に限って普段から努力家で、
目標のためにその場その場の目的を持って行動するイメージ。

 

「実際そんな風に感じているよ」
と言ってみると、

「ほんと実際そんな感じだよ。」
と返事がかえってきました。

 

めっちゃいいじゃん!って返すと、

できるから大変でもあるんだよね。。。

 

とのこと。

 

詳しく聞いてみると、

できるってことは、
周りも自分の事をできる人って認識しているとのこと。
つまり、できるのが当たり前と思われていること。

だからこそ、
みんなと歩幅を揃えて何かをするのはペースを落とすことになるから
すごくもどかしいんだそう。

 

さらに出来ちゃうので、
他の人に仕事を任せると言う発想もあるけど持ちづらく、
結局自分でやってしまう癖がある。

才能の塊だからこその悩みだなと感じました。

 

できるが故に周りとの分離を感じてしまい寂しい。
しかしそれを周りに言うと
「私たちをバカにしてんの⁉︎」

と気持ちを理解しようとする人は滅多にいないため
悩みを吐き出す場所がないのだそう。。。

 

できる人ほど何でも出来て当たり前なので、
何か大きな事をしても周りの反応は割と冷めているため
もっと褒めてよ〜って気持ちらしい。

 

お金持ちの人がお金がありすぎて困る。。。

みたいな感じで
常に高い基準を周りからも自分の中でも求めてしまい、
割と色々プレッシャーがすごいらしい。

 

今の仕事でも
何人かのグループのリーダーを任されていて、
チームでちゃんと仕事を終わらせるために

他の人の分まで仕事をしてしまうそう。

 

結果としてチームの仕事は終わるけど、
上司からは「働きすぎ」と怒られるとのこと。

 

今の時代、自分の仕事だけでも精一杯な人が多い中、
(自分がそうです笑)

自分の仕事を終わらせつつ、
さらに他の人の仕事もこなして

働きすぎと怒られる・・・

 

思わず「ギャグか!」と突っ込んでしまいました。

 

ドラゴンボールの天下一武道会の予選で
悟空たちがパンチマシンに向かって
いかにマシンを壊さずにセーブしながらパンチしつつも
ちゃんとパンチの強さは予選を突破できるようにコントロールする的な

そんなシーンを思い出して笑っていました。

 

本当のエリートって本当にすごいんだなと感じた瞬間でした。

 

なので素直に
「本当に凄いから大丈夫だよ!」

と伝えると、
本当に嬉しそうにしていました。

 

体力は人1倍。
作業スピードは人の2倍。
コツを掴むのも早く結果も人より出せる。
しかも周りの人のためにも動ける。

いわゆるなんでもできる人。

 

そんな彼の悩みは
自分の事を理解しようとしてくれる人がおらず、
出来すぎるが故に孤独感を感じてしまう事。

僕とは真逆の人間で
だからこそ素直に認めて褒めてあげると

「そんなに嬉しそうにしてくれるんだ」

 

と彼のお役に立てたようでした。

 

基本的にできる人は、
人のうえに自然と立つように周りが働きかけていきます。

だからこそ、

出来て当たり前、
責任取るのが当たり前、
できると思われるのが普通、、、

なんだそうです。

 

でも彼らも普通の人間です。

お腹は空くし、
辛い事も嬉しい事もたくさんある。
努力もするし結果が出たら素直に嬉しいと感じてる。

でもそれが周りの人にとっては
うまく伝わっていないことが多いそう。

 

ウサギとカメの童話ではウサギは途中で寝ちゃうけど、
彼らはゴールに先に辿り着いたウサギのような存在なのかなと感じます。

できるが故に他の人との距離も生じやすく
それ故孤独を感じやすいのかなと感じました。

 

ただ素直にできるのはすごい事。
一見人生順風満帆に見える人でも
人には見せていない悩みや聞いて欲しい事、理解して欲しい事は
たくさんあるんだなと実感した日になりました。

 

僕はもっと仕事ができるようになろう。。。笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

PS。

彼と話していると、
自分との感覚の違いにただただ感服していました。

何をどう捉えても
努力できる出木杉くんみたいな人は
やっぱり凄いなと本当に思います。

何も気にする事なく今まで通り応援してます。
できるが故に孤独や寂しさを感じる事もあると思うので、
そう言う気持ちをちゃんと察してあげられるように
もっと相手の立場に立てる人になろうと思いました。

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