こんにちは、ひでゆきです。
「心と現実共に幸せな世界を作る」
というのをここ最近強く思いながら活動しています。
と言うのも、
僕が野球の現役時代に
結果だけを求めてても全く出なかったのが、
感性感覚（精神的なもの）を高めようとしたら
現実にも結果が伴い始めたと言う経験があるからです。
また、僕自身、
いざ野球を引退して仕事を始めた時に
「相手のためを思うほど自分のお金がなくなっていく・・・」
「自分の利益を考えるとどんどん冷たい自分になっていく・・・」
という感覚を経験しました。
親しくなろうとするほどに情が生じて
安い方が良いだろうと金額を設定する自分に嫌気がさし、
かといって高い金額を設定しようとするうと
相手を見ずに何だかお金の亡者的な感覚になる・・・
この矛盾を解決するにはどうしたら良いか？
暖かい関係性を築きつつ、
でもしっかりと利益を得るにはどうしたら良いだろうか？
そこでかなり悩んでいました。
僕は今整体の仕事をしていますが、
その目的は心と体を整えて
自然と前向きになってもらいたいからです。
僕にとっての整体とは
「本来その人が夢中になりたい事に夢中になれるように整える事」
だと思っています。
整体はゴールではなく
整体後からがスタート。
だからこそ、
最初はかなり安い金額で始めました。
具体的には６０分５０００円です。
だいたい世間の相場に合わせた金額です。
僕はもともと正社員として働きながら
休みの日に勉強しにいろんな学びをし続け
体がどうしたら軽くなるかを模索していました。
正直知識も大切です。
でもそれだけでは本当の意味で体は楽にならないとも感じていました。
きっかけは野球をしていた時。
当時の自分は本当に体が疲れて思うように動かず、
「ここに行けば必ず体が良くなる場所」
を探していました。
時には県をまたいで探しに行きました。
多分２０ヶ所以上はいろんな整体を受けたと思います。
保険適用で１回３００円からのお店から、
時には１回１万円以上の場所まで様々です。
チェーン店巡りをしたり、
個人経営の場所を探したり。
「ここ良いな」
と思ったところには何度も足を運んだり。
ただ、そこで不思議な現象が起きたのです。
もちろん体がとてつもなく楽になるところもありました。
でも２回目を受けたときは初回より楽にならない時があったのです。
それもチェーン店、個人店関係無く。
僕は思いました。
「何でこの前は良かったのに、今日はあまり軽くならなかったんだろう？」
で、そんな事が色んなところでありました。
なので僕はこう思ったんです。
「施術をしてくれてる方はいつも同じ人。
でも体に変化がある時とない時がある。
と言うことは、
軽くなる時は軽くなる理由が明確にあるんじゃないか。」
そう思ったんです。
体が楽になる時の共通点が分かれば、
いつでも体を楽にできるようになる。
そうすれば確実に体を楽にできるから
自分のように体を楽にしたい人の役に立てるのではないか？」
僕は整体をして頂いた後の
体が楽になって、その後の野球を思いっきりできるのが
本当に楽しかった。
なのでそのやりたい事を思いっきりできるって事を
共有できたら良いな。
そんな風に思いながら整体の仕事をしていました。
どうしたら軽くなるかの共通点を理解し、
実際に体を軽くできるようになって僕は一人で始めました。
少しずつお客さんも増えていき、
役に立てて嬉しいなという気持ちを持てるようになってきました。
実際、施術を受けに来てくれたお客さんが
施術前はどよ〜んとしていたのが
施術後に深いひらめきがあったかのような
別人のように輝き出す瞬間があり、
その瞬間に立ち会える時は本当に嬉しい瞬間です。
なんか、
心の底から喜びを共有しあえてるような。
深いところで繋がっている感覚。
目の前の人がまるで生まれ変わったかのような感覚。
そんな感じで施術が終わってお会計の時。
僕としては整体してからが新たなスタートだったので
相場以上の金額を取るくらいなら
その分のお金をお客さんが夢中になりたい事への自己投資として使ってと
よく言っていました。
そのほうが相手のためだと思っていたんです。
でも自分の思いとは裏腹に
「５０００円は安すぎるよ」
って何度も言われていました。
正直５０００円で生活していくのは
自分としてもやっとなので、
「値段をあげようかどうか、、、ん〜〜迷う」
って言う日が続きました。
自分としても
整体後にお客さんはどんどん元気になる反面、
自分はどんどん疲弊していってたので
結構やっとの状態。
そんな中で、
ある１人の方から運命的な言葉を頂きます。
その方は２０代半ばにもかかわらず、
すでに自分のビジネスでも成功されていて、
正直僕にとっては雲の上のような存在です。
しかもビジネスでも成功しつつ、
家族も大切にするお方。
大事な企画を立てつつも、
それと同時に奥さんへの配慮も忘れない。
「仕事と私どっちが大事なの？どっちも大事」
これを体現している方。
普通、一般的な常識だと
仕事＝人生だったり、
仕事の中に人生を入れてしまうケースが男性は特に多いです。
そのため、
仕事に夢中になり家族は蚊帳の外。。。みたいになりがち。
でもそうではなく
人生の中に仕事と家族、またそれ以外の全てを入れているような感覚で、
常識の１段上の考えどころか、２段も３段も登っているような人です。
それはまるで、
「家族のために」と
シーズン途中にもかかわらず、
家族の誕生日のお祝いのために一旦チームを離れるメジャーリーガーのような。
お金よりも大切なものは家族、友人、仲間やコミュニティ。
だからこそお金を稼いで豊かになるのが彼ら彼女らみんなのため。
そんな２０代半ばにも関わらず、
「人生何回繰り返したらそうなれるのか・・・」
そんな人格者の方から言われた言葉が、
「この整体は５万円以上の価値があると感じたし、
価値を提供できてる自覚があるなら相手のためにも金額は高く設定した方が良い」
という言葉です。
「人は何か価値を提供してもらったら、
それと同じくらいお返しをしないと
受け取ったエネルギーと与えたエネルギーのバランスが取れなくなってしまうんだ。
すると与えきれなかった差額のエネルギーを無駄に消費してしまうんだ」
「それは宝くじ当たってはしゃいで無駄に消費してしまうのと同じで、
しかも消費する事への制限が外れた分、生活レベルは上がってしまい、
後々消費の方が大きい生活をしてしまうことになるよ。」
「だから価値を与えてる自覚があるからこそ、
ちゃんとそれに見合った金額を取るのは相手のためでもあるんだ。
しかもその見合った金額を払うからこそ、
真剣に施術を受けてくれるようにもなるし、
よりより相手のためになるんだよ。」
・・・
すごすぎる・・・
素直にその考え方にやられてしまいました。
自分が価値を提供できていることも教えてくれて、
僕は自分のお金への概念が一気に変わった瞬間でした。
それ以来、僕は施術の料金を
６０分５０００円から１万５０００円へと上げました。
とはいえ一気に値上げするのは今まで来てくれている方達への配慮がないと感じたので、
「こうこうこう言う理由で値上げを考えてますがどうでしょうか？」
という事をお客さんに聞いてみました。
３倍じゃ無理だよね・・・
と内心思っていたんですが、
みんなの声は意外な返答で、
「やっと値上げするんだね。」
「それぐらいが適正だと思うよ」
「僕にとって１万５０００円はきついけど、実際それくらいが妥当だよね。」
「５０００円は安かったからなんかモヤモヤしてたんだよね。」
という声をいただきました。
みんな価値を感じてくれてたんだな。
そう思ってくれてたことがすごく嬉しかった出来事でした。
実際値段を上げたものの、
みんなが足を運んでくれるペースはあまり変わらず、
「安ければ良いんじゃないんだな。」
という学びでした。
心と現実共に幸せになるためには、
どうしてもお金に関する課題は出てきます。
僕はずっと安いほうが相手の為と思っていたんですが、
そうではなく、
お金は提供できる価値とのバランスによって決まるものであり、
ちゃんと提供したものを受け取って頂けるかは、
お客さんの真剣度によっても変わってくる事も知りました。
実際、値段を上げた後の方が、
より真剣に受けてくれる方も増えて、
いつも以上に満足度も高くなったように思います。
「価値提供とのバランスを取る事」
「より真剣に受けてもらうための値段」
これらを両立する事で、
施術をして喜んでいただく事、
さらにその後の会計時にお互い「良かった」という暖かい余韻に包まれた空気感が生まれるようになりました。
結果として、
心（感覚）と現実（お金のやりとり）の幸せを両立できているのかなと思います。
そんな感じで、
幸せにお金を稼ぐために必要だと思う自分の経験を書かせていただきました。
みんなのおかげで今の自分が働けてるなと思うこの頃です。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
PS.
「お金のことはわかったけどじゃあ価値提供ってなに？」
って気持ちも出てくるかなと思ったので
そういった事も今後書かせていただけたらなと思っています。
いつもお読み頂きありがとうございます。
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